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2020年3月5日木曜日

てんぷら

夫はときおり、天ぷら、すし、すき焼きなどの「昔のごちそう」が無性に食べたくなります。
てんぷらは、水戸の安くて量の多い天ぷら屋さんがごひいき、つきあって天ぷら屋さんに行ったとき、私は残すのは良しとしないので頑張って食べますが、ほぼ毎回、
「あぁ、しばらく天ぷらは見るのも嫌!」
と思うほど、胃にもたれてしまいます。
そんな天ぷら屋さん、昨年暮だったか、今年になってからだったか、夫が行きたがるので行ったことがありました。
その時も、やっと完食できた感じでしたが、帰り道、珍しく夫も気持ち悪いようでした。
「油が古かったのかもね」
「そうかぁ」
などと言っていましたが、夫の具合はいよいよ悪くなり、珍しく夕飯も食べず、梅肉エキスをなめて寝てしまい、翌日になってやっと元気を取り戻しました。

さて数日前、
「今日はてんぷらにするよ。もうアナゴは解凍した」
と夫。アナゴのてんぷらが食べたくなったけれど、古い油はこりごりなので、自分でつくることにしたようでした。
我が家では、アナゴ、えびなど天ぷらの具材は常備しています。
余談ですが、塩、砂糖、醤油などの調味料、バター、菜種油などの油類はもちろん、トイレットペーパーも不足なく常備しているので、かつてのオイルショックのとき(古い!)も、15年ほど前のバター不足のときも、そして今回のトイレットペーパー不足も、それを求めてさまようことはありません。いつも半年分くらいは悠にあります。
「えぇぇ、てんぷら!テラスで揚げるの?」
「台所だけど」
「じゃぁ、あとで換気扇の掃除もきちっとやってよ」
台所で、ときおり揚げものもしますが、飛び散った油で汚れてしまいます。私としてはできるならしたくないのです。
「いいよ。テラスでやるよ」
と夫。
まだがテラスのガス工事はしていないので、居間からガスを引きました。


寒い日だったので、私は室内で揚げたてをいただいています。


夫はアナゴだけと言っていましたが、私は久しぶりにフライドポテトを食べたいと思い、イカとえびのシーフードミックスと玉ねぎのかき揚げを揚げてもらいました。

やっぱりご飯は家で食べるのが一番です。
ただ、すき焼きはなかなかつくれません。生協の牛肉は高いし、スーパーマーケットの肉を買うのも抵抗があります。


遺伝子組み換えの食品について、ずっと発信し続けている友人が、新型コロナウイルスよりも二桁以上多い死者を毎年だし、急速に拡大しているにもかかわらず治療方法が確立していない新型の感染症について、警鐘を鳴らしています。

それは抗生物質耐性菌で、2015年の段階で、日本も含むG7が、この菌によって世界で年間70万人の命が奪われていることを認めており、現在でははるかにそれより多くなっていることが考えられています。
抗生物質耐性菌をつくりだしている原因の多くは、抗生物質や遺伝子組み換え飼料を使うファクトリーファーミング(工場型畜産)と呼ばれる集約的な畜産にあることが、指摘されています。
アメリカでは近年、ファクトリーファーミングに対して大きな反対運動が起こっており、ファクトリーファーミング型の畜産場の新設は、すでに困難になっています。
そして、アメリカのスーパーマーケットでは、認証のついた肉に人気が集まり、ファクトリーファーミングでつくられた肉は売れなくなり、斜陽になりつつありました。それが、売れなくなった肉は輸出に回して、トランプ外交で強引に他国に押しつけ、息を吹き返しつつあるそうです。
日本もその買いつけを約束し、日本の市場にはいま、その安い肉が以前にもまして多量に流れ込んでいます。アメリカ人が食べなくなった肉を、安いからと食べているのです。
抗生物質耐性菌の被害の実態を知ることは難しいし、マスメディアもまったく報道しませんが、抗生物質耐性菌が人類最大の脅威となる日が、近いうちに来ることを、友人は警告しています。





2020年2月11日火曜日

はなちゃんは料理人


チーム横浜+αが、テラスづくりの手伝いに来てくれた同じ日に、次男一家が遊びに来ました。
孫のはなちゃんは4年生、料理好きです。
その夜、みんなで楽しもうとakemifujimaさんが用意してくれたたこ焼き器で、たこ焼きを焼いたのは、はなちゃんとはなちゃんのお父さんでした。
最初見たときは、流し込んだ生地が、丸い穴に関係なくたこ焼き器全体に生地が広がっていて、焼き方を知らない私は、
「どうなるの?」
と思いましたが、二人は、生地を竹串で寄せたり、くるくるとひっくり返しながら、外はパリッとして中が柔らかい、真ん丸の美味しいたこ焼きをつくってくれました。


次の日は、はなちゃんのリクエストで『ぐりとぐら』のカステラをつくりました。
卵を白身と黄身に分けて泡立て、お砂糖、牛乳、溶かしバターを加えて、フライパンで焼くというものです。


熱したフライパンに生地を入れたら、蓋をして、ごくごく弱火にして、底が焦げないように、時々フライパンを濡れ布巾の上に置いて粗熱を取りながら、じっくり焼きます。


ひっくり返したときの様子。
鉄のフライパンですがくっつかないで焼けています。


反対の面も焼きました。
ひっくり返した後の焼き方が足りなかったのか、あるいはフライパンの密閉性が低かったのか(両側に口があり、蓋をしても空気が漏れているようだった)、ふわっとはしてなくて、もちっとしていましたが、美味でした。


夜はオムレツが食べたいとのこと、はなちゃんが5人分つくってくれました。
チキンライスは、玉ねぎのみじん切り、鶏肉の賽の目切りを炒め、きのことご飯も加えて炒め、塩胡椒、ケチャップで味つけしておきます。


卵は2個が一人前、ボウルに割り入れてマヨネーズを加えて混ぜ、熱したフライパンに卵ミックスを入れて、固まりそうになるまで、菜箸でかき混ぜます。


それにチキンライスを乗せて、片側に寄せるようにしてお皿に移して出来上がりです。


ケチャップだけでなく、マヨネーズもトッピングしていただきました。
卵にマヨネーズを混ぜるとふわふわになるなんて、知りませんでした。





2020年1月14日火曜日

リンゴ煮

朝食は決まっては食べないのですが、口さみしいときがあります。
そうだ、リンゴを食べよう。でも朝から冷たいリンゴをシャリシャリ食べるのはと、煮ることにしました。


八つ切りにして蓋のぴったり閉まるお鍋に入れて、水も砂糖も加えないで、弱火で煮ました。
効果があるかどうか、密閉性を高めるため、蓋の上に水を入れたボウルを置いて重石にしてみました。


煮ること10分、蓋を取ってみると、中は蒸気でいっぱい、リンゴ汁も出ています。


美味、美味。
リンゴはすりおろしても甘みが増しますが、煮るともっと甘みが増します。







2019年12月28日土曜日

よかった!

昨日は、陽ざしがあって暖かいのに、風が強く吹くと寒くて、一日に何度も着たり脱いだりを繰り返した一日でした。
そんな一日の作業を終えた4時ごろ、猫のトラの餌が残り少なくなっているのを思い出しました。お正月過ぎまでは大丈夫だろうと思うけれど、何があるかわからないので、気がついたとき補給しておいた方がよさそうです。
いつも獣医さんから餌を買っているので連絡を入れて、車で30分ほどかかる獣医さんのところに向かいました。八郷盆地から峠を越え、桜川市に入った頃には、陽も落ちて、夕闇が広がっていました。
県道から獣医さんへの細い道に入ると、左手に夕焼けに染まった空が見えました。


何気なく目をやると、厚い雲の帯の下、山波がちょっとだけ切れた向こうに、富士山のような山が小さく見えました。
「まさかね」
これまで、ここで富士山を見たことは一度もありませんでした。


餌をいただいて、獣医さんからの帰り道、車を停めて見ると、やっぱり富士山でした。
あの高層ビルの多い、空気の汚れた東京のその向こうにある富士山が、関東平野の端の端から見えたのです。
得した気分、一日の疲れが吹っ飛びました。

追記:
Bluemoonさんが教えてくれた地図を載せます。







2019年12月26日木曜日

妹が二人いますが、上の妹は、母に言わせると買いもの好き、私から見ると買いもの上手です。
母も下の妹も、服を買いに行くときは必ず上の妹に同行してもらっていましたが、すると後悔はしない気に入ったものを見つけられたようでした。
妹は、どんな時も何かしら人を喜ばせるために、探す努力は惜しみません。


そんな妹が見つけてきた和菓子のサンタとトナカイです。
ほかにも、クリスマスツリーがありました。


夫はトナカイ、私はサンタをいただきましたが、サンタは美味しい練り切りでした。
妹が毎年の暮れに「花びら餅」を買っているお菓子屋さんの作、お菓子やさんの手の確かさが伝わってくるお菓子でした。


焼き菓子ももらいました。


熊とパンダが入っていました。


印刷された袋を外してもかわいい熊でした。
これはピンクの蝶ネクタイをした熊ですが、パンダはもっと白い生地で、黒熊は背中にチョコレートの粒々をいっぱいくっつけていました。


そんな妹から、ワンピースももらいました。
ぎょぎょぎょの猫模様です。


「お姉さんだったら着ると思って」


いつだったか猫の模様の服を着た女性に会ったことがあります。
「私、毎日猫のついた服しか着ないの」
そんな、猫好きの人もいるのかとそのときは思いましたが、今度は私の番です。


私は、招き猫を集めていたし、猫も飼っていますが、いわゆる熱狂的な「猫好き」ではない気がします。
「猫の服、猫の服、着たことがあるかなぁ」
と思い出すと、小さいころ軍服を解いて母がつくってくれたオーバーコートの胸に、本に乗った猫のアップリケがあったこと、


一枚だけ猫模様のセーターを持っていることが思い出しました。


猫のワンピースには、タグにも怪しい猫がついていました。






2019年11月28日木曜日

禍福は糾える縄の如し

「禍福は糾える縄の如し」と言う言葉は、文字通り、災いと幸福は交互にやってくるという意味もあるけれど、物事が順調な時にこそ気持ちを引き締めよという教訓も含まれているようです。
それに対して、「人間万事塞翁が馬」は、人生の幸不幸は予測できないものだというたとえだそうで、この二つは似ているようで、ちょっと違うのでしょうか。



もう30年以上前に、前後して体調をちょっと崩した私たち夫婦は、年下の同僚夫婦に「西式健康法」を教えてもらいました。
それまで、私たちは西式健康法について全く知識がありませんでしたが、戦前は不治の病とされていた病気を治す療法として、私の父でさえ知っていたくらい、広く知られていました。
基本は、薬を投入するのではなく、身体の中をきれいにすること、とくに腸の中と血液の中をきれいに保って、自分の持っている治癒力や免疫力を強めることにあります。
そのために毎日、体内に酸素を取り込む運動、毛細血管を刺激して血液の循環を促す温冷浴、腸内をきれいにするために朝食は食べないこと、散歩をすることなど、薬も器具もなくても自分でできることで構成されています
30年前には、東京と大阪に西式の医院があり(東京の東中野には今でもある)、全国にも「道場」と呼ばれる、宿泊して一日中「西式に浸ることができる」施設がたくさんありました。戦後、ペニシリンの普及で西式健康法が廃れたとはいえ、年配の方たちを中心に、まだまだ賑わっていました。
ところが、21世紀になって西式の渡辺医院に行って感じたことですが、ちょっと閑散としていました。薬や手術の目覚ましい向上によって、「自分の努力で身体の中をきれいにする」西式健康法は、忘れ去られようとしているのかもしれません。


さて私たち夫婦も、なかなか西式を守って生活できないのですが、毎朝、体操と温冷浴だけでもと、欠かさないようにとやっています。
温冷浴は、冷たい水に1分、次にお湯に1分と交互に入り、全部で7回入ったところで、終わりにします。水から入って、水で出るのが決まりで、水温は16度から22度が適温と言われていますが、冬はたいてい24度から26度にしてしまいます。
冷たい水に入っているときは、まだかまだかと砂時計を見ますが、なかなか砂が落ちません。それなのに、お湯に入っているときは、砂時計の砂はあっという間に落ちてしまいます。
夫と私は、長く別々に温冷浴をしていましたが、一人で入っているとお湯に入る時間を長くするなどずるをしがちなので、入院客で混んでいた当時の東中野の渡辺医院のやり方を真似て、この数年は夫と一緒に交互に入っています。
こうすれが、自分が水に入っているとき相手はお湯に入っているので、1分をきっちり守らざるを得ないというわけです。

そしてこの温冷浴のとき、何故か関係ないのに「禍福は糾える縄の如し」を思い出してしまうのです。もちろんそのとき、水が「禍」で、お湯が「福」です。
そして、どうして水が「禍」なのかとも考えてしまいます。水風呂が血管に刺激を与えてくれているのだから、考えようによっては水が「福」かもしれないのですが、なかなかそうは思えません。
人生の禍福もそんなものかもしれません。



西式健康法を実行していると、「死ぬまで元気でいられる」とも言われています。
二十歳まで持たないだろうと医者に見放された画家の田中一村は、西式健康法に出逢って早世することなく、長く生きて素晴らしい絵を残しました。そして、西式の食事をつくろうと、野菜の入ったすり鉢を持ったまま、亡くなられています。
人間のことですからどうなるかわかりませんが、「元気でぽっくり」の生き方は、やっぱりいいなと思ってしまいます。


追記:

明日から数日北九州に行くので、ブログは1週間ほどお休みします。







2019年11月2日土曜日

秋の益子陶器市

益子の陶器市が開かれるこの時期はいつも、毎年良いお天気の日が続きます。
そんな気持ちのいい今日、つくばにお住いのakemifujimaさんも誘って陶器市に行ってきました。
益子の城内坂通り界隈は、何店舗出ているのか見当もつかないほど賑わっていますが、いつものように点と点をつないだだけで帰ってきました。

まずは、家がお隣のM.Kさんのお店に向かいました。
長く、陶器市でのお昼はM.Kさんの店でキーマカレーを食べていました。でも今は販売をやめてしまったので、せめておいしいクッキーを買おうと訪ねたのですが、まだ10時過ぎだというのに、クッキーはもう売り切れていました。
でもそのお店で、akemifujimaさんは、M.Kさんと一緒に出店しているヤポニカ清水将勇さんの、素敵な草木染のお椀を買われました。

次は、kuskusさんのお店です。
akemifujimaさんは、kuskusさんのオオカミを手に入れるのが目的でしたが、いるかいないか、行ってみるまで分かりません。


さいわいオオカミがいました。


akemifujimaさんはちょっと首を傾げたオオカミ、私が首を傾げていない、青いオオカミをいただきました。


さて、その後に訪ねた驚異的な売れっ子T.Tさんのお店では、今回も初日の昨日にほとんど売れてしまったとか、空の台が寂しく並んでいました。
同じく売れっ子のK.Yさんは、もう陶器市への出店はやめたそうでした。


次はG+OOに行きました。
ここでは、今回の陶器市の記念の、ポーチとメンディングテープを買いました。


今年の記念グッズのデザイナーは、kuskusさんです。
それにしても、春秋2度開催されているとはいえ、陶器市がすでに104回を数えているとは驚きです。
しかも、年々盛況になっている気がします。


お昼は、陶芸家であり大工でもある白兵衛さんのおそばをいただきました。


こだわりの白兵衛さん、呼び込みや皿洗いは手伝っている方もいらっしゃいましたが、蕎麦を打つ、延ばす、切る、茹でる、笊に盛るなど、つくるのはすべて白兵衛さん一人でやっていらっしゃいました。

そのあとはいつもの内町工場に行きましたが、そのお話は明日です。






2019年10月24日木曜日

もうひとつの美術館


しばらく忙しい日が続いたので、息抜きに栃木県那珂川町の「もうひとつの美術館」に、企画展「たべもの、いきるための」(11月24日まで)を見に行ってきました。


「もうひとつの美術館」は、明治に建設され大正に増築された旧小口小学校の校舎を利用して、2001年に開設された美術館で、ハンディキャップを持つ人の芸術活動を支援しながら、「みんながアーティスト、すべてはアート」をコンセプトに、年齢、国籍、障害の有無、専門家であるなしを越え、アートを核に、地域や場所をつないでいく活動をしているNPOです。


明治に建てられた校舎に入ると、交流室やカフェ、ミュージアムショップなどがあり、奥の受けつけで受けつけてから、短い渡り廊下の先の展示室に入ります。


展示棟の教室の壁は一部取り払われていて、広い部屋もありました。
窓は全部塞いで、壁としています。


大正時代の建物ですから、小学校の天井とは言え、一般の家のような素敵な天井です。
私の小学校の天井もこんなだったのでしょうか?全く覚えていません。

和泉佳佑
  
作家の方々は、どちらかと言えば余白を嫌っている方が多いと見ました。

インディラ・ギミレ

これは、ネパールの全盲の女性がつくった、焼きものの野菜。ものすごい力強さ、金属に見えました。
  
二見幸徳

何枚もあったはがき大の絵、どれも説明がついています。



松本温子

情報量の多い絵は、いろいろ楽しめます。

高橋史帆

中でも一番好きだったのは、高橋史帆さんの食べものを材料で表した絵でした。
これは、カレーライスです。


そしてラーメン。
そして以下は、3枚組の卵かけご飯の絵です。



あぁぁ、卵の黄身は生まれる直前のひよこになっています。


こちらは、ステーキです。
コーンスープの中からは、乳牛さんがのぞいています。


とても全部は紹介できませんが、どの絵も素敵でした。

芝明人(?)

恵方巻、塩野悠斗


建物をL字型につなぐ渡り廊下のたたずまい。


渡り廊下から玄関方向を見たところ。
出窓のある部屋はカフェになっていて、その向こうに玄関があります。


カフェから見た展示棟。


素敵な手づくりスピーカーからは、素敵な音楽が流れていました。


スピーカーの後、廊下には、いかにも小学校らしい水場が見えます。
  

館長の梶原紀子さんをはじめ、「もうひとつの美術館」で働いている方たちはみなさん素敵でした。

那珂川町は山間の小さな町ですが、「もうひとつの美術館」、「馬頭広重美術館」、「いわむらかずお絵本の丘美術館」と、3つも美術館があります。
せっかくだからとほかの二つにも行ってみたのですが、「馬頭広重美術館」は残念ながら休館日、浮世絵に魅せられたフランス人、ポール・ジャクレー展を見ることはできませんでした。