今年最後の骨董市で、夫が欲しがっていたからと、ラチェットレンチを買いました。
我ながらよい買いものをしたと夫に見せたら、
「これはサイズが違うよ。よく使うのは17ミリだよ」
と言われてしまいました。
何てこと、我が家にあるラチェットレンチはどちらも、17ミリと19ミリのナット対応でしたが、私が買ってきたのは19ミリと21ミリのナット対応でした。
「せっかくなら、もっと大きいの、24ミリとかがついているのを買ってくればよかったのに」
確かに大きいラチェットレンチも見ました。でも、まさかこんなに大きいのは使わないと思って、それは買うつもりもありませんでした。
が、鉄はこなれていて、一番きれいです。
昨日ホームセンターに行ったとき、抜け目なくラチェットレンチの値段を見ました。骨董市での値段は、新品の一番安いラチェットレンチの三分の一、高いのの九分の一の値段でした。
いい買い物でした。出番が多いといいのですが。
さて、自分のために買ってきたのは、玄能と鉈でした。
玄能はいくつあっても重宝します。使い込んだ玄能は、鉄も柄も魅力的です。
鉈は、我が家には何本もあるのですが、かねぽんさんの愛する「米沢型」の鉈が目に留まったので、買ってしまいました。
もっとも、かねぽんさんの「米沢型」は、刃と柄の長さが同じくらい、柄の長いこれは「米沢型」ではないのかもしれません。
硬い地面や石の上で薪を割るとき、木の薪割台がなくても、先についている「石」が、刃を保護してくれるので、神経を使わないで使えるという鉈です。
この「石」はまた、割った薪を手前に引き寄せるのにも役立ったそうです。
戦後しばらくまでは、ほとんどの家庭では、竃を焚いたりお風呂を沸かしたりするのはすべて薪でしたから、斧で割った薪をさらに細く割るための鉈の需要も高かったのでしょう。
ちなみに、私の祖母の家では薪割りは斧で、台所に常備していたのは、片手で使える小型の鉞(まさかり)でした。
我が家では、ストーブの前でつけ木を細く割るときは、イギリス製の包丁を使っていますが、なかなか具合のいいものです。
鉈を使うのはたいてい竹を割るとき、したがっていつも、両刃の鉈を使っています。
「石つき海老鉈」は薪用なので、ほとんどが右利き用、たまに左利き用があるらしいけれど、両刃はないようです。
桜のマークがついていましたが、桜の中に文字が書いてあるのかないのか、それは読めませんでした。「刃」にも、「力」にも、「万」にも見えますが。
鉈といえば、私の好きなカンボジアの鉈があります。
畑や山に行くときは担いでいきますが、家畜の餌や薬草を刻むときもこの鉈を使います。一家に一本、万能鉈といった具合です。
「石つき海老鉈」とは反対に、刃ではない方に突起が出ています。
「この突起が重要なんだよ」
とは聞きましたが、私はこの突起の必要性を感じる場面に遭遇したことがありませんでした。
後ろにのけぞっているのも不思議な形ですが、ラオスでも使われています。
さて、鉈を包んでくれた和綴じ本のばらしたものは、何の本だったのでしょう。
欧米の国名や、

