2009年11月6日金曜日
助っ人
私の学生時代の友人が、突然手伝いに来てくれました。今回はこんな車に乗って。
「あら、25年位前に同じような車に乗ってたね」、「あれは、谷底に落ちて大破しちゃったんだ」。
私たちが八郷に来てからは、彼は何度もふらっと手伝いに来てくれたのですが、その前の10年間くらいは、お互いに忙しくて音信も途絶えていました。
「ええっ。怪我しなかったの?」、「なんとか大丈夫でさあ。その日のうちだったかレッカーで車を家に運んでもらって、家族に報告したら、妻も、子どもたちも『あっ、そう』、だって」、「あははは、ほほほ」確かに彼の家族はちょっと変わっています。普通だったら、「お父さん。もう車遊びは絶対やめなさい!!!」とかなんとか、みんなで大騒ぎしますよね。
大破した車は修理できなかったのですが、その車への思い絶ち難く、このたび、この車(イギリスのロータス)を手に入れたそうです。前の車には幌がついていましたが、今度のは運転席の前の小さな風除けガラスだけで、雨が降ると、たいへんだそうです。
「あれ、もみじマークがついてる。そんな年ではないでしょう」、「この車に乗っているとあおる奴がいるんだよ。オレゆっくり行きたいから、それつけてんの」。もみじマークの効果、判る気がします。というのも、私も更新日を忘れて運転免許をなくし(なんて愚かな)、一発試験を受けて改めて免許をいただき、初心者マークをつけていますので。
ちょっと乗らしてもらっているのは夫。席は狭くて、低い。彼が帰った後で、「あんなの欲しい?」と夫、「絶対いりません」と、私。
どういうつもりで私に聞くんでしょうね。毎日の生活がアドベンチャーなのに、何を好き好んで更なるアドベンチャーを求めることがありましょうか。
彼の滞在した3日間、私は珍しく風邪をこじらせていて作業できませんでしたが、おかげで第3仮工作棟は完成しました。まわりに工具などを入れる棚を置き、第一仮工作棟から残りの工具を運んで、第一仮工作棟と倉庫棟を分解し、それを材木置き場として作り直したら、今回の移設作業は終わりです。そして、やっとその跡地に、本ものの作業棟兼納屋を建設すべく、工事にとりかかれるというわけです。
当分は、土工事ばっかりです。がんばろう。
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