室内に置いてある植物の水遣りは、十のつく日と決めています。
十日、二十日、三十日。こう決めておけば、忘れやすい頭でも、水を遣り忘れたり、遣り過ぎたりすることがありません。
大きな鉢には、イギリスの、古い鉄のじょうろを使っています。
一時、オイル缶として使われていたらしく、かすかにオイルのにおいがします。でもそれは好都合、少々水を残しても、中が錆びません。
といっても鉄ですから、水は残さないようにしています。
古いじょうろは、注ぎ口の止め方がおもしろい、水は1ガロン入ります。
小さい鉢にも同じじょうろを使って水遣りしていましたが、口が太いし、大きすぎて、使い勝手がよくありませんでした。
昨年、ネットで素敵なじょうろを発見、「大は小を兼ねているし」と、しばらく迷っていましたが、迷ったときの常で、結局、購入してしまいました。トルコ製のブリキのじょうろです。
買って大正解、使いやすくて、重宝しています。
これも注ぎ口の支え方が、特に気に入っています。
外の植物の水遣りにも、じょうろがあります。
「どこへやったかなあ」と見回したら、水場の下に転がっていました。
じょうろの中では、もっとも冷遇されている、中国製のじょうろ。
放りっぱなしにされているのに壊れもせず、錆びもせず、長いあいだよく働いています。
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