2011年4月30日土曜日

人形と遊ぶ 完





最後の人形は、男の赤ちゃん人形です。

裸にしてみると、手は上腕から、足は膝下が片一方と、足先がありません。足はともかく、手は、その痕跡から、どんな手がどうついていたのか、かいもくわかりませんでした。

着物は、二枚着ているような、「見せかけ」がついているものを一枚着ているだけでしたが、ぼろぼろでした。
人形の着物は、新しい反物でつくることはまずありませんから、古着でつくったものと思われますが、それにしても、じっとしている人形が着ていて、こんなにぼろぼろになってしまったということは、どういうことなのでしょうか?長い年月が経っているということでしょうか?
とっても不思議でした。




着物は、祖母の着物でつくりました。
袖は、女の子の振り袖とは違っていて、袖口が、袖下まで開いています。着物の縫い方の本にはなかったので、適当に縫いました。




下着は、もと同僚のNさんからいただいた、端布でつくりました。もう20年も前にいただいたものです。




結局、新しく買ったのは、針と、一体分の髪の毛、そして丸ゴムだけでした。
使うあてもなく、いろいろなものを捨てないで持っているのが、こんな時に役立ちます。もっとも、役立ったものはごくわずかなのに対して、死蔵しているものが多すぎるきらいはありますが...。

着物は四枚縫いました。これは最小限の枚数で、本当は女の子の下着と、男の赤ちゃんの肌襦袢か長襦袢も欲しいところです。
でも、今回はこれだけで十分、私の人形遊びは終わりです。

いつか、、きっと関心を示すだろう母にも、見せようと思っています。




2 件のコメント:

  1. Shigeさんのところから飛んできました
    まりの226といいます

    どの子もとっても可愛いですね
    わたしなら小躍りしちゃいます

    それにしてもすぐに直してあげるなんて
    凄いです・・
    古い人形を手に入れては仕舞い込んでいる私・・
    反省しなきゃ

    またきますね

    ・・それとニャン太のプラスティック版
    頭を↓押すと明かりが点くものをもっています
    同じかな・・?

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  2. まりの226さん
    コメントありがとうございます。
    そうなんです。薄汚れていましたが、かわいい子たちでした。べつに、直したくなかったのですが(笑)、気になって、気になって。
    あれから、骨董市に行っても、古い人形を、ついつい見てしまいます。かわいくない人形ばかりなので、一安心(笑)ですが。
    ニャン太も、かわいかったですね。我が家のも、押すと上下に動くので、以前は明かりがついていたのかもしれません。

    これからも、よろしく

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