2011年7月4日月曜日
庭仕事の道具
庭仕事の道具を入れるワイヤーバスケットです。
以前は竹の籠に入れていましたが、どうしても底が傷みやすく、泥も籠の中にたまるので、あまり機能的ではありませんでした。
フランス製のワイヤーバスケットは錆びない上、持ち手もついていて、使い勝手は上々です。
ちょっとやそっとではへこんだりしないほど、頑丈にできています。
どうしてバスケットが必要か、それは剪定鋏や鋸が無くなりやすいからです。昨日も、バスケットを持っていたのに、剪定鋏を一つなくしてしまいました。
昨日は、剪定鋏を使って、つつじの下に生えた篠竹を切るのと、柄の長い刈り込み鋏に持ちかえてつつじを刈りこむのを交互にしていました。だんだんバスケットを置いたところから離れてしまったので、ついつい剪定鋏を地面に置いたのが間違いでした。持ち手が赤い鋏で、使った範囲は限られているのに、どうしさがしても見つかりませんでした。
数年前、大好きだった剪定鋏を、畑の畝の間でなくしたことがありました。
そのときも神隠しのようで、どうしても見つからず、しばらくは、無くしても惜しくない安い剪定鋏ばかり使っていました。でも、安い剪定鋏はすぐ切れ味が悪くなります。
安いからと、ついつい雑にも扱います。
というわけで、昨年久々に値の張る剪定鋏を買いました。スイス製のFELCO8という剪定鋏です。ちなみに、私の思う安い剪定鋏とは2500円以下のもの、高価な剪定鋏とは7000円以上のものです。
庭仕事の道具は、種類が限られているので、大工仕事のように、作業が変わるたびにワイヤーバスケットの中身を入れ替えないで、まとめたままで置いておけます。
使うものはこれくらいでしょうか。
柄の長い刈り込み鋏を二つ持っているのには、理由があります。
右の柳宗理デザインのものは、切れ味が悪くなっています。砥げばすむことでしょうけれど、なかなか砥げないでいます。
左のスェーデンのBAHCO社の刈り込み鋏は、使うたびに刃を拭いたりしていることもあって、よく切れます。ただ、柳鋏に比べると重いのです。そこで、腕が疲れたら、アルミパイプの柄の、軽い柳鋏に持ちかえます。そして、よく切れないでイライラしたら、また赤い鋏に戻ります。
やはり何本かなくした、生木を切る鋸は、替刃式の安いものです。切れなくなったら刃を取り替えるので楽、刃は1000円しません。
握り鋏は芝生の際を刈り込む鋏です。
一ヶ所につき、一年に一度か二度しか刈り込めませんが、拾ってきた木がよみがえったり、小さな木が育ったり、生垣の刈り込みもなかなか楽しいものです。
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