西アフリカの楽器です。手で振って音を出します。
この楽器に使われている木の実は、
モダマに見えます。モダマにしては、厚みが薄いのですが、こんな種類もあるのかもしれません。
楽器の上に、手持ちのモダマを置いて比べてみました。二倍くらいの厚さの違いがあります。
持ち手は竹のように見えますが、葦の親分のような草です。太く、硬くなり、中が詰まっています。
もっとも、竹でも空洞にならない種類がありますが、西アフリカの方には竹が生えていないと思います。
アサラトをペアで使うものだと知らないころ買いました。両手の指に引っ掛けて、手を振って、木の実を打ち合わせて使う楽器です。
アフリカ関係のイベントで手に入れたものです。
もともと音楽は苦手なのに、ガーナで彼らとの音感の違いをいやというほど知らされたので、アサラトを練習してみる気にもなれず、ただ木の実を愛でています。
西アフリカの人たちは、缶詰の空き缶だろうと、釘だろうと、打ち合わせたとたんに身体が動きます。連続して聞こえてくれば、よちよち歩きの子どもでさえ、身体中でリズムを取ります。
木の実の中には、
トウアズキが入っているそうです。
どうせ、ペアで使うものですから、もう一セット買って、これをばらしてみればいいのですが、もったいながりやで、とてもできません。
それにしても、これは何でしょう?アサラトにしては、木の実はきれいに削られてしまっているし、模様は南米的です。
アサラトはもともと、お母さんが子どもにつくってやるおもちゃだったそうです。
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