毎年、お正月には、土間入り口の飾り台に干支の人形を飾ります。
ところが、あいにく2012年の干支、「たつ」人形は持っていませ。かつて郷土玩具好きでしたが、干支人形には、あまり注目したことがありませんでした。
干支人形は、いつごろから熱心につくられはじめたものでしょうか?
存外、雛や端午の節句に土人形を贈る習慣の廃れた、戦後の新しい流行かもしれません。
「たつ」人形だけでなく、考えてみれば、「いのしし」人形も「ひつじ(干支としてつくられたもの)」人形も持っていません。
「たつ」がいないので、常飾りに加えて、沖縄のシーサーを飾りました。
そういえば、干支に「しし」年がないのは、ちょっと不思議な感じがします。
獅子(=シーサー=狛犬)は中国から沖縄や日本にやってきましたが、華人の移住とともに、東南アジアにももたらされています。
常飾りのタイ製の獅子は対でしたが、一匹が地震で割れてしまいました。
でも、悲しむより、一匹が無事だったことの方を喜びたいと思っています。
三宝に乗っているのは、村中保彦さんの「飛ぶ猫」です。
いつもの年にはお正月にはちょっと脇によけて、干支人形に席を譲っていましたが、このお正月には主役を張っています。
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