2012年2月9日木曜日

雛を飾る


お雛さまを飾るのは、一仕事です。年々おっくうになって、飾らなくなるるのもわかります。
一年経って、手順を、すっかり忘れてしまうからです。


昨年、妹の連れ合いの母上と姉上が、相次いで亡くなられました。住んでいらっしゃった家の整理で、姉上のお雛さまを引き取ってくれるかという話になり、いただきました。
ガラスケースに飾る木目込みのお雛さまです。

さて、我が家の床の間もどきには、もともとは父の妹のものだった私のお雛さまと、いただいたガラスケースを、なんとか並べらて置けるだけのスペースがあります。
でも、シンメトリーの空間に、シンメトリーでないものを置くのは、なんだかおかしい。
組み立て式の今の雛壇は、私のお雛さまをやっと並べられるだけの大きさにつくったものですが、木目込みのお雛さまも一緒に並べてみることにしました。


お雛さまは、つづらに入れてあります。このつづらは、いくつもの柳行李ともども 、母のところからやってきたものです。


お雛さまをしまってある箱の中には、古い箱も入っています。



 
 
緋毛氈を決めて、さてこれからです。


ことのほか時間がかかりましたが、なんとか二組のお雛さまを並べることができました。満員電車並みの混みようです。


大正のお雛さまも、


昭和のお雛さまも、狭さは、我慢してくれるでしょう。


今朝の沈みゆく、月でした。


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