2012年5月1日火曜日
桐を切る
一昨日ひろいちさんが来て、ひろいちさんの畑地から、隣接する我が家に枝を伸ばしている桐の木の枝を落としたいと言います。
桐の木は、外から見てなんでもないようでも、中がうろになっている木もあり、いつかの台風のように強い風が吹くと倒れるかもしれないと、心配してくれているのです。
この木は35年ほど前に茗荷を栽培したとき、多少日陰になっている方がいいと、植えたものだそうです。
コゲラのつつく音がするので、桐の木は気に入っているのですが、確かに突然倒れてきたら怖い気もするので、一緒に切ることになりました。
昨日、一番家を直撃しそうな木に取り掛かります。
以前、屋根にかかるような枝は私が切り落としたので、まともに倒れてこない限り、そう問題ないとも思いますが、張り出している枝を落とすことになりました。
ひろいちさんと近くに住む彼の弟、そして夫と、田舎で男性が三人集まれば、いずれも力仕事を厭わない頼もしい者たちで、チェーンソーも三台あります。
「ウィーン、ウィーン」
と、チェーンソーの音が響いて、幹は次々と切られていきます。大きい枝はワイヤーで引っ張っておいてから切りました。
またたくまに、桐の木はすっきりしてしまいました。
真ん中に見えるちょっと小さい木は、うろがあったようで、このあと根元から切り倒されてしまいました。
一枚上の写真の左端にちらっと見えている木にもうろがありましたが、うろにミツバチが棲みついて出入りしていたので、倒されるのを免れました。
ミツバチを飼っている陶芸家のIさんもkuskusさんも、今は笠間の陶炎祭(ひまつり)の真っ最中ですから、連絡してもらっていただくとしたら、連休明けです。
枝が山になっていますが、桐は柔らかすぎて薪にはならないのが残念、ちょっと乾かして燃してしまう以外ありません。
太い、しっかりした幹は、ひろいちさんが皮をむいて腰かけにしました。でも、ドライバーできれいに皮が剥けたくらいですから、今の季節に切った木は水分をたっぷり含んでいて、あまり長持ちしないでしょう。
今朝の風景。
お風呂から桐が二本見えていたのが、一本になりました。
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