2012年5月19日土曜日

酵素な日々


夫が、一ヶ月ほど前に整体師のKさん伝授の、酵素風呂をつくりはじめました。
地面から浮かした箱をつくって、雨よけの覆いをかけます。


米糠は150キロくらいも集めてきたでしょうか。


その米糠に水を加え、発酵を促進するためにヨモギの天恵緑汁をつくって入れたりもして、切り返したり、陽に当てたりしてきました。


酵素風呂の横にはシャワーまで設置しました。シャワーができたのが数日前のこと、その夜から入りはじめました。
発酵させるために山にしている糠を、脇に寄せて横になり、顔以外に糠をかぶせます。これは残念ながら一人では楽しむことができません。誰かに全身に糠をかけてもらわなくてはならないからです。
米糠の温度は50度くらいになっていますが、入って熱過ぎるということはありません。ぬるすぎもしません。気持ちよくて、いつまでも入っていたいくらいです。

出てからがまた気持ちいいのです。身体が温まっていつまでもぽかぽかしているのですが、それだけではなく身体が洗われて、軽くなった気持ちもします。


毎朝食べているヨーグルトも酵素です。
種をわけてもらったのはもう十年以上前のこと、以来毎朝食べ、そのたびに牛乳を足し、酵素は生き続けています。


ジャム、生のブルーベリー、冷凍したバナナなど、ヨーグルトと一緒に食べるものは、時折々でいろいろありましたが、最近は、桑の葉の粉末を混ぜて食べるのが定着しています。
抹茶の味がします。


生チーズも酵素でできています。
夫の古い友人Kさんは本業は彫刻家ですが、山羊を飼ってチーズをつくっています。子どものころから山羊は飼っていたそうですが、どちらかと言えば、チーズづくりの方が本業のようにも見えます。
山羊乳100%のチーズは、乳を集めるのが難しいことから大企業ではつくれません。個人でも搾乳がたいへんですから、ほとんどなくて、Kさんのチーズは貴重なチーズです。

ときどき注文して送っていただいていましたが、とぼしい予算ではちょっとだけしか買えず、しかもこのごろは立ち消えになっていたのですが、お土産にたくさんいただいてしまいました。豪華!
いったい、何リットルの山羊乳からできているのでしょう?

山羊を飼っている人は、一頭だけでも乳搾りで手が痛くなると言います。それなのに、Kさんは多いときは二十頭も飼っていました。強靭な手の持ち主です。

このチーズ、白いのは白カビで、黒いのは黒カビで包んであります。


贅沢な、酵素の時が流れます。

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