2012年5月30日水曜日

余りものには福が


家づくりのために材木を買った前川林業は、茨城県随一の大きな材木屋さんです。
二人だけで家を建てる計画を聞いて応援してくれ、母屋の材木は、地元の八溝杉を切って、一年寝かせて自然乾燥してくださいました。
いまも、作業棟用の材木を乾かしていただいています。もっとも、昨秋すでに、
「十分乾いたよ」
と言われているのですが、工事の方が遅れています。

前川林業には、材木以外の建築材料の部門もあります。システムキッチン、窓サッシ、ユニットバス、給湯器などの設備を取り扱っているところです。


そこでも親切にしていただいて、取り扱いをやめたために半端に余った床材など、いろいろいただいたなかに、ヴェネチア・ガラスを木の枠にはめたものがありました。
誰かの注文を受けて、ヴェネチアに発注したもので、割れたりすることも考えて多めにつくったのが残っていたのです。

西の細長い壁は、すでに下地をつくった後でしたが、夫がグラインダーで穴を開け、はめ込みました。私は手直しが大嫌いですが、夫は厭いません。
「これだけは、死んでもやりたくないよ」
ということがお互いに全然違うので、それで助かっている私たちです。
 

丸に四角い模様が四枚、


一枚しかなかった緑色の目模様のガラスを真ん中にして、五枚配しました。あいだあいだには和紙を貼ってあります。


玄関の扉は、枠だけつくっていただいて、中の格子は自分でつくったものですが、青いヴェネチア・ガラスをはめ込みました。


格子は計算して収まるようにつくったのですが、なんとかうまくいきました。
計算は超苦手ですが、これくらいならなんとかというところでしょうか。

 

扉には綿も入れたので、断熱効果もばっちりです。
もっとも、内側の格子は、綿を抑えたりするために外側の格子とは違う方法でつくってあるので、格子の幅が荒くなっています。
 

ガラスをいつも目にするのは内側からですが、ここに光があるのとないのでは大違いです。

お隣の木工家、K&Jさんたちも前川林業から材木を買って、自分たちで家を建てました。
そしてやっぱりヴェネチア・ガラスをもらって、お手洗いにはめてあります。


2 件のコメント:

  1. 春さんの素敵なお家を見ると、いつか行ってみたいな~って思います。
    ご夫婦で家作りって、幸せな作業ですね。
    うらやましいです(^^)

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  2. mmerianさん
    いつか来てくださいね♪
    よろしかったら、息子くんもご一緒にどうぞ。
    といって、来たらいろいろがっかりしちゃったりして(笑)。

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