例年どおり、土間の入口にクリスマスの飾りつけをしました。
この季節だけ箱から出されるものや、二階で年中出されっぱなしにされているものが、一緒に並んでいます。
クリスチャンでもない私ですが、降誕人形が大好きです。
その昔、欲しいのに買えなかった反動でしょうか?
あれは1970年ごろのことでした。アメリカに住んでいたのですが、車を持っている友人が、マサチューセッツのメインだったか、プリマスだったか、ボストンより北の港町にピクニックに誘ってくれたことがありました。
港近くには、おしゃれで小さなお土産物屋さんが並んでいました。そのショーウインドーの一つに、小さな箱に入ったカラフルなメキシコ製の土の降誕人形が飾ってあったのです。
たぶん、降誕人形との初めての出逢いでした。
もともと土人形が大好きなので、欲しいと思いましたが、確か10ドルほどしました。
当時、1ドルは365円で、10ドルは大金でした。筍生活をしているのに人形でもないと、自主的に諦めたのですが、これが今に至るまでの降誕人形へのこだわりになっているなら、いっそ買っておいた方が、傷が浅かったかもしれません。
もっとも、そのとき買っていても、さらに欲しくなっていて、結果は同じだった可能性も低くはありません。
新入りのリースは、ステンドグラス作家のTさんからいただいたもの、それにサルトリイバラの実を加えてみました。
サルトリイバラの実は置いただけで、加えてみたってほどのことではないですが。
春さんの降誕人形、可愛いですねー。
返信削除三賢者のまん丸な目や、何故かペルー人みたいな帽子をかぶったマリア様、しなだれかかってるような動物たち、思わず笑みがこぼれますね。
うちでも2、3日前にベレン人形を飾りました。
駱駝に乗った三賢者たちが、毎日少しずつイエスの馬小屋に
向かって進んで行きます。
あまりに小さいので、よく転んでいるのがちょっとなさけない賢人たちです(笑)。
kuskusさん
返信削除ベレン人形って、降誕人形のことですか?スペインも降誕人形の宝庫でしょうね。
ペルーの降誕人形はよくペルーの民族衣装を着ています。すっかり同化しています(笑)。
降誕人形は小さいのがいい、大きくてリアルなのは、とっても苦手です。
そうか、三賢者は進んでいくのか。また、見にうかがいます。
スペインではこの人形たちをベレンと呼んでいました。
返信削除クリスマス前には、カテドラルの前の広場いっぱいに大小の人形を売るベレン市の屋台が並んで楽しいです。
24日にイエスが生まれた知らせを受け、賢者たちの旅が
始まるので、馬小屋に到着するのは1月の6日になるよう進めて行きます。
プレゼントをもらうのも1月6日でした。
kuskusさん
返信削除ああ、楽しそう。あんまりヨーロッパには関心がなかったのだけれど、いつかベレン市に行ってみたくなりました。
ペルーも、下の息子が、「一緒に行こうよ。絶対気に入るよ」と言っていたのに、結婚したり、給料遅配だったりして実現しそうにないし(笑)。クリスマスの人形市ってあこがれです。
ラクダをゆるりゆるりと、進めていてくださいね。
ベレンって、ベツレヘムのことだそうですね。ベツレヘムはすごく素敵なところですが、景色も空気も損なう壁が建ったり、エルサレムからの道が通行止めになったりして(三倍ぐらい迂回して行く)、パレスチナの人が困難な生活を強いられているのが残念です。