2012年12月26日水曜日

ろうそくと燭台


クリスマスの日、白い教会のキャンドルスタンドのろうそくに、火をつけてみました。
「あっ、うまく回らない」
熱が遠くて、上昇した空気が風車まで届かず、くるくると回ってくれません。ちょっとろうそくが短くなり過ぎているようです。
次のクリスマスまでには、もっと長いろうそくを準備しなくては。


しばらく前から、昔ながらの細長いろうそくを使う機会がめっきり減っています。
缶入りのろうそくはとくに便利です。長持ちするし、自然に消えるまで放っておけて、「消さなくては」という心配がいらないので、ついついそればっかり使ってしまいます。
素敵な、ホルダーもいろいろあるし。


細いろうそくに比べると、太いろうそくはまだまだ出番があります。
太いろうそくは、長持ちするだけではなく、燭台もあまり汚れないのが嬉しいところです。
 

これは古い燭台ですが、下の大きなお皿に一体何を乗せておいたのでしょう。安定感はありますが、不思議な形です。


形に惹かれて買った和ろうそくですが、一度灯して、なんだかこりごりした思いが残っていました。 でも、ずいぶん前のことなので、どうしてこりごりしたか、思い出せません。


いつでも燈せるように燭台に立ててあった一本に、火をつけてみました。
たいした問題じゃないけれど、減り方が早いみたいです。そのぶん燭台のお皿が汚れます。
インド製の、鉄の燭台です。


プノンペンに住んでいた時は、一度停電したら復旧までにしばらくかかるので、実用のためにろうそくを常備していました。
そのとき、燭台として使っていたのが、このブリキのスコップです。


今灯してみても、なかなか風情があります。


妹からもらった、スワジランド(南アフリカ)のろうそくです。
ずっと取っておいたのですが、引き出しの中で転がって傷だらけになっていたので、灯してみました。


形から、エルサレムキャンドルを想像していました。中に火を灯したように、模様が浮かび上がってくるのではないかと。
ところが残念、練り模様は表面だけのようで、ただ球形が崩れるだけで、絵が浮かび上がってきたりしませんでした。
なぁんだ。

6 件のコメント:

  1.  春さんローソクの灯りを見直す機会ですね、「寂しいときは火を灯そう」
    確か登山家加藤文太郎の著書で読んだ気がします。
    単独行が多かった登山で火を見つめていると
    和みました。(失恋しても、、、)

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  2. 昭ちゃん
    あはは、モトカノ一本じゃなかったんですか?
    火があるのはいいですね。ろうそくも、焚き火も、薪ストーブも、ガス火さえ好きです。
    オオカミは火が嫌いなはずですが、オオカミの親戚である(我が家の)犬たち、全然火を怖がりません。

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  3.  ハーイッ一年ばかり空白がありましたが、
    再会したら猛烈に可愛くなって、、、
    いわゆる「へくそカズラに、、、」
    だから8つ差がいまだにつづいて、、、。

     このローソクでまわる飾りをもっていました。
    プロペラについたさがりものがやさしい音をだしましたよ。

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  4. 昭ちゃん
    ごちそうさま。

    あっ、下がりものが回るって、金属でできて、天使が回るやつですね。そんなのがあったのを思い出しました。
    今度ホームセンターに行ったら、アルミカップに入っていないろうそくをいろいろ見てみます。最近はあればっかりだったので。

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  5.  私のは昭和40年代東京駅の地下街にあった
    「王様のアイデァ」多分そんな名前の店で購入しました。
    天使が四人回っていましたよ。

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  6. 昭ちゃん
    懐かしい名前を聞きました。新宿駅の地下街にも、1970年代にはまだありましたね。駅東口を出て、地下道を通って高野から伊勢丹の方角へ行こうとしたら、必ず前を通りました。
    ショーウインドーには赤いマリモが筒の中で勝手に動いているのが、よく置いてあったような。懐かしいです(笑)。

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