2013年3月30日土曜日

隙間本棚



慢性的な本棚不足です。
だからといって、以前別の家で一度やったことがあるように、見えない戸棚の中に二重三重にして、本を押し込める気にはなれません。
けっこう頻繁に、あれこれ取り出して見ます。

そこで、薄い本棚と本棚の間の、柱分だけの細い空間に隙間本棚をつくることにしました。


一冊でも多く入れようと、棚を支える材は、たった3ミリ厚の合板を使いました。
今まで、建具、造作材には合板は一切使っていませんが、背に腹は代えられません。


漫画が入る高さで、棚板をつくっていきます。


あっという間に完成です。
さて、ちゃんとはまるかな?


ぴったりでした。
釘で留める必要もなさそうでしたが、念のため三ヶ所ほど留めました。


で、息子の漫画を並べました。焼け石に水状態ですが、少しはましです。


側板に使った合板は、ほとんど目立ちません。
棚板の高さを両側の本棚の棚板の高さと合わせたらきれいでしたが、以前からある本棚は、上の方は文庫本で、微妙に高さを変えながら、下の方は単行本の入る大きさにつくってあるので、漫画だけ仕舞うとなると無駄が出ます。
ということで、名より実を取りました。

なんて、文中ことわざを三つも使ってしまいました。
夫が、日本のことわざはそろばん片手にしたような実利的なことわざばかりで、アメリカ先住民のことわざのような、精神性の高い、心に響くようなことわざは一つもない。唯一あるのは、「いただきます、ごちそうさま」だけだと言っていましたが、うなずけます。

5 件のコメント:

  1. ことわざについて、、、たしかにそうかもしれないですね。春さんち本棚で家の柱・壁ができそうですね。以前、狭い家に住んでいてお金もなかったころ、新建築という本を積み重ねてその上に板を置き、夫の机にしてました。

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  2. はっとさん
    私もよくレンガを積んで板を渡して棚をつくっていました。母の世代は木のリンゴ箱でしたね。
    本棚で柱ではありませんが、長男が狭い部屋を借りていた時、部屋に釘一本打たないで、片面デスク、その上が棚、もう一方の面は棚だけで、天井が高かったので、ベッドをロフトのように高いところにつくってやったことがありました。次男が見て、「これ商売になるよ」って(笑)。もっとも今どき、いろいろ出来るのは、全部機械のおかげです。大工道具は本当によくできているので、機械がつくっているようなものです(笑)。

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  3. 好きな本がいつでも取り出せる楽しさは格別ですね、
    狭い部屋でも「あれっどこにいれたかなー」
    探しますからね。
    リンゴ箱を寝かせた机、私も同世代です。
    中はモミでりんこを探す楽しみも。

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  4.  春さん「もみ殻」に訂正、
    たまごもそうでしたね。

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  5. 昭ちゃん
    そうなんです!本は情報源で情報は古くなるので使い捨てればいいと言われていますが、やっぱり本を愛でたり、開くのを楽しんだりしたいです。
    リンゴ箱には、母は包装紙を貼っていました。もみ殻の中に手を入れてリンゴをさがすのも楽しみでしたね。もみ殻が、ちょっと手にカサカサして。
    我が家には今でも、大工道具置き場に母のところから来たリンゴ箱が一つ残っています。物持ちのいいこと(笑)。

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