2013年6月14日金曜日

もんぺづくり

夏の作業用もんぺが一枚だけになりました。
古いもんぺやパンツを作業用として使っているのですが、膝から破れてきて、そのうち修理してもしてもどこかしらが破れて、ぼろぼろになってしまいます。

 
というわけで、気に入っていたのにちょっと色褪せてしまった長椅子のカバー布で、もんぺをつくることにしました。


もし、昨年夏母が来なくて、一緒に妹のもんぺをつくらなかったら、そんな気は起らなかったかもしれません。
あるいは、つくるとしてもポケットは一つ、しかも簡単な貼りつけポケットにしたかもしれませんが、ちゃんと面倒なポケットを両脇につけました。


裏のあて布はその昔、上の妹が要らないからとくれたもの、ちょっと派手ですが母に習っていしき宛、膝当てもつけました。ひざ部分は布地三枚重ねでステッチもかけていて、ちょっとやそっと擦り切れても、破れないようになっています。
 

色褪せましたが、布は厚手木綿で、しっかりしています。
はいてみると、いきなり作業用にして、泥だらけにしたり、油をつけたりするのがもったいなくなりました。すでに履き古して、膝が伸びてしまったもんぺを作業用に降ろして、これは普段着にしようかと、考え直したところです。
普段着(といっても、たいていこれでどこにでも行く)のもんぺなら、母がつくってくれたもので、いつもはいているものに加えて、まだ新しいものも何枚か残っています。それに、冬はもっと暖かいパンツをはくので、二枚も必要ありません。

というわけで、年中このもんぺしかはかない下の妹に、一枚はいつか送ってやることにしました。



4 件のコメント:

  1. これは、だれもモンペとは気が付かないでしょう。「よそいき」ですね!

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  2. hattoさん
    そんなお世辞はよしこさん、どこから見ても立派なもんぺです(笑)。でももんぺって、はきはじめると、妹じゃないけれどとても楽です。
    木綿のもんぺは重いし、膝もぷっくり出たら直りませんが、絹だと膝も出ず、軽く、かつて旅の多かった私の必需品でした。洗うとちょっとごわっとしますがアイロンをかけるとふんわり、タイシルクやカンボジアシルクは本当に便利でした。
    でも普段着なら、洗濯機でじゃぶじゃぶ洗える木綿が一番です。

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  3. やはり風土にあった、織物で快適にすごせるよう工夫されているのですよね。絹のパジャマを使用していたのですが洗濯が面倒でした。洗った後もごわつくので結局やめてしまいました。日常で常に絹をまとっている民族はどのようにして洗濯し、風合いのある絹を着ているんだろ?と思いました。パジャマに毎日、アイロンかけるのも暑い夏は面倒でした。何かいい方法はないもんかと思った絹でしたが。スカーフなども絹が一番気持ちいいです。

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  4. hattoさん
    日本の常識だと、絹はじゃぶじゃぶ洗えないものですよね。でも、タイの田舎で、絹のサロンで泥だらけになって田植えしているおばあちゃんを見た時は、「超豪華じゃん!」と目から鱗でした(笑)。絹は洗ってアイロンすると柔らかくなりますが、確かにパジャマにアイロンなんて、やっていられないですよね。これもタイですが、30年以上前、トゥグトゥグの運転手なんかで、着古して、色褪せて、継ぎあてもあり、穴も開いているシャツにも、ピンとアイロンしているのには驚きました。いろいろです。

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