2013年6月21日金曜日

柳宋理の道具


柳宋理デザインの両手鍋です。
ここに引っ越してから間もなく、必要に迫られて生協で買ったのですが、柳宋理のデザインとしてはいま一つ気に入らず、でも使い勝手はいいものでした。

 

割合すぐに、蓋のつまみが割れました。
その頃には、別の場所に置いてあった荷物も運びこめるようになり、以前使っていたお鍋たちも出そろったので、このお鍋はラインアップからはずれて、戦力外に落ちました。
お鍋で、熱伝導率の違う材質を合わせることが、そもそも難しいのだと思いますが、それでもベークライトをなどを使って、使いやすくしようとしているものが多いのは、日本人の多くが、鍋つかみのいらない、軽便なお鍋を望むからなのでしょう。

戦力外ですから、台所に置き場所はなく、食品庫の棚に置き場所をつくったのですが、引き出しを開けて取り出すよりかえって使いやすく、ちょくちょく出番が戻ってきました。
直径が大きくて浅いので、、材料を一列並べにしてひたひたの煮汁で煮物をつくったりするのに、便利だということが大きいのですが。

そんなことで、お鍋は「ちょっとわけあり」ですが、ほかの柳宋理デザインのカトラリーや台所道具は、どれも現役、しかも気に行っています。
我が家の道具の中で、一人のデザイナーのものとしては、たぶんダントツの量でしょう。


カトラリーは、三十数年前、タイに行くことが決まった時に二セット、十二人分揃えたものです。
大いに重宝しましたが、日本で暮らすとそんなに必要ないので、息子に半分分けました。
この中で特に好きなのはナイフです。バターナイフとしても使いやすいのと、ナイフナイフしていない形が気に入っています。
もっとも、最近はナイフを使うような食事もせず、カトラリーもほとんど木のものを使っていますが。


サラダサーバーも、同じころから使っているものです。


トングとケーキサーバー。
両方とも、使いやすさ抜群です。


大きいボウルには、それにぴったりのパンチングメタルの笊も持っています。


そして、小さいボウルたち。
大小のボウルや笊は、毎日使わない日がないくらいです。


台所道具だけでなく、剪定ばさみも柳宋理のものです。
これは、アルミの持ち手で軽い上に、切りやすい工夫もあるのです。


これがその工夫です。
小さい力で太い枝が切れる、なかなかの優れものです。

2 件のコメント:

  1. 春さんこんにちは。
    私も調理器具はいろいろ使いましたが、
    鍋・やかん類は全滅。
    残っているのは、
    同じトング、取って付きのパンチングざる、ボウル全種類です。

    カトラリーは持ってないのですが、バター?ナイフは愛用している方も多いらしいので気になります。
    ステーキも、ホットケーキもいけますか?

    剪定ばさみまであるとは知らなかった!
    もう少し庭仕事に精を出せるようになったらぜひ欲しいなあと思いました!

    psまだお世話になってませんが、スイマグ手元に置きました!柿茶は愛飲しています。(両方売ってるお店発見!)
    ありがとうございます。
    三週間で湿疹消えましたよ!!まだ皮膚は真っ黒だけど。。。

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  2. toki-sappさん
    湿疹消えたって!よかったですね。私はまだまだ。がっと痒くなると「薬使う方法で早期に直した方がよかったかしら」とくじけそうになる時もあるのですが、明日が峠か、明後日が峠かと期待しつつ、その日暮らしをしています。絆創膏を貼っていたのをきりがないからと全部剥がしたら、まだびちゃびちゃしています。背中一面だから、寝ると擦れます。

    鍋やかんはダメでしょうね。残念ながら日本製は基本的につくる時のコンセプトが違うんだと思います。
    ナイフの切れ味ですか。ホットケーキはいけますが、このところステーキなど食べたことがないので(笑)、ステーキはいけるかどうか。
    剪定ばさみは柄が軽いのがなにより、よく切れましたが、このところ手入れが悪くて、少し切れ味は落ちてきました。道具は一にも二にも手入れとわかっているのですが、それがなかなか...。
    スイマグも一日家にいる時試してみたらいかがですか?寝る前にスイマグを飲む前の1時間は柿茶は飲まない方がいいそうです。相殺するとかで。

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