ウズラマメをつくっているネットを、四年ぶりくらいに新しいものと取り換えるために外しました。
毎年、ナタマメ、シカクマメ、フウセンカズラ、オキナワスズメウリなどなど、いろいろなものとウズラマメを混植していましたが、今年はウズラマメだけを植えるつもりです。
理由は、何と言っても、ウズラマメがおいしいからです。
先日、こいけさんに会ったら、
「いただいた、ウズラマメは、芽が出てきました」
「あれっ、七月の第一週に植えるって言いませんでしたっけ?」
「えっ、そうでしたっけ」
「まあ、大丈夫でしょう。私も昨年、一部だけ早く植えてみたけど、収穫できたから」
ウズラマメの種を、Kさんからいただいたとき、
「くれぐれも、七月第一週に植えるのを忘れないように」
と言われたのですが、何故七月一週に植えるのか、いまだに謎なのです。
カンボジアにいたころ、何でもきれいにつくるお百姓さんと、そうでないお百姓さんがいました。
まん丸い、垂直で美しい井戸をいくつも掘っていた人、ため池の四角い池の線がまっすぐだった人、竹の根をどこまでも行かせないために、竹の周りに四方に堀のようなものを真四角に掘ったお百姓さんなどなど、惚れ惚れするような美しさでした。そんな人は何でもうまくいきます。
反対に、何をやらしても曲がったり崩れたりして、美しくない人もいます。 農業そのものも、うまくいかなかったりします。
「やることが美しい人は、農業がよくできる」
そう実感しましたが、
「あれっ?」
いざ自分でやってみると、何でも曲がってしまい、美しくできません。まあ、農業もその程度と言うことです。
まっすぐ立てたはずのフレームも、でこぼこ曲がっています。
美しく農業をするのは至難の業です。
それでも今回、ネットは、自分としてはまあまあきれいに張れました。
実は、これまで張ってあったのはもっとひどかったのです。あまりにも汚らしかったので、余所のキュウリ・フレームを盗み見て、ハウス紐を要所要所に張っておくことを学んで、真似してみたのです。
それで、今回はなんとかたるまず、つれず、張れました。
脇に植えてあるニンニクは、イノシシがミミズを捕るために掘り返していますが、今まで、このキュウリネットの中には、イノシシが入ったことがありません。
なるほど・・・美しくですね。(笑)
返信削除Shigeさん
返信削除いやいや、私の農業は美しくない方の代表で(汗:)。フレームの立て方もゆがんでいるのだけれど、それを撮ろうとしたら、無意識に目立たない方から撮っていたりして(笑)。他人を冷静に見つめて批評はできるけれど、自分でやるとなると、汗、汗の連続です。