2014年8月25日月曜日

オバケのQちゃん

夫も私も、Tシャツはほとんど息子のお古か、いただきものです。
大きさで、どちらのものにするかを決めて、さらに着古したものは作業着にします。


夫が愛用しているお古のTシャツに、オバケのQ太郎模様のものがあります。
前面には、オバケのQ太郎、P子、O次郎、そしてアメリカオバケが並んでいます。


そして後面には、それぞれの後ろ姿が描かれています。
まあ、なかなかかわいいTシャツです。


昨日は、ある建築家の方からご案内をいただいて、彼が設計した水戸の家の新築内覧会に行きました。
気がついたら、あれっ、夫はQちゃん姿ではないですか。


かくいう私も、考えもせず普段着で行ってしまったので、五十歩百歩ですが、内覧会の家は大豪邸で、この家のご夫婦も建築家の方もきちんとした服装をしています。


コンクリートの筒になった書斎には、膨大な本棚が。
本棚に苦労している私は、今つくっている作業棟の中に、埃を除けられるこんな本棚ができないかと、ちらちら考えます。


でも、こんな面倒なものが、つくれるわけがありません。


「つくれるか、つくれないか」の目で見ると、鉄板を曲げてつくった階段も到底つくれません。
よく加工できたものだと、冷や汗が出ます。
家を見ても、ついつい住み手の立場より、つくり手の立場から考えてしまいます。


それでも、早めに来て助かりました。


午後にはご夫人の演奏で、チェンバロ、ハープ、ピアノなどのミニコンサートが開かれるのです。
そんなところにQちゃんTシャツでいたら、きっともっと場違いだったに違いありません。





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