お昼時で、店内は混みあっていました。
息子夫婦と四人でしたが、
「別々の席でもいいですか?」
と私たち夫婦が案内された席は、すでに三人ほど座っている、そのお店には一つしかないテーブル席の奥の方でした。
テーブル席に座るのは初めてのこと、目の横には、器を並べた戸棚がありました。
そして、売りものの器の前に福助さんがちょこんと座っていました。
特徴があるので、一目見てわかりました。KINTAさんの福助です。
この福助さんは我が家にも一人棲息しています。
失礼して、後ろ姿も見せていただきました。
KINTAさんの福助は、耳は福耳ですが、頭はいわゆる「福助頭」を踏襲していません。以前、福助さんたちの後ろ姿をUPしたとき、「福助頭」と違うKINTAさんの福助は、仲間には入れませんでした。
背中には「福」と書かれています。
さて、そっくりだと思っていた我が家の福助さんを見比べてみたら、全然違う顔をしていました。
ただ、底から見ると、型をつくって粘土を貼ってゆくという伝統的な方法でつくられているので、同じ型を使ってつくられたもののようです。
あとは気持ちの赴くままに彩色したのでしょう。
我が家の福助さんは間抜け顔ですが、胸と手のあたりが、とても色鮮やかなのが特徴でしょうか。
後ろ姿も違います。
もっとも、福助頭でないところは同じですが。
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