スウェーデンの、白樺の樹皮の籠です。
涼しくて白樺の生えるところに、「樹皮テープ」の籠があり、暖かくてヤシの葉やパンダナスのあるところに、よく似た、「葉っぱテープ」の籠があります。
人は、テープを手にすると、同じような編み方で籠をつくるものなのでしょうか?
籠の一部を突起させて頭とし、くちばしととさかと目をつけた鶏にしています。
頭と反対側は、樹皮をきっちり締めず、浮かせて尻尾にしています。
薄い、薄い、紙のように薄い樹皮でできています。
ヤシやパンダナスの葉の籠は、テープが比較的太いものもありますが、とても細いものもあります。それに比べて、白樺細工のテープは、私は太いものしか見たことがありませんが、細いものもあるのでしょうか?
白樺テープの、表として見せているのは、樹皮の内側です。ヤシの葉と違って、テープそのものが色が違ったり、模様が入ったりしているので、それだけでヤシの葉より表情豊か、太くても十分味わいがあるということでしょうか。
底に、1993と彫ってありますから、1993年につくられたもののようです。
目は、ちょっと厚めの白樺を貼りつけてありますが、残念ながら反対側は失われています。
あー、カゴいっぱいありますねー。いつも興味深く見せてもらっています。
返信削除左上のドリアンみたいなとげとげのついたカゴは、私もバリで一つ買いました。(^^)。
ヤシの葉で編んであるみたいで、とげとげの出し方が面白くて買ってみました。
アタのかごも巻き編みでしょうか?緻密に編んでありますね。
karatさん
返信削除ドリアンみたいなの、バリにもありましたか。葉のテープはココヤシか、パルメラヤシか、どちらかでしょう。私のはカンボジアで買ったものです。そして小さなドリアンはタイのもの。農家で見ましたが、ナイフの刃のようなものを突き立ててある間を葉を通すと、同じ幅のテープが割合簡単にできます。それで編みます。
アメリカ先住民も、こちらはトネリコを薄くスライスした材料ですけれど、ひねってとげを出して装飾にした籠がいっぱいありますね。
アタは、あまりにもきっちりできていてちょっと面白みがないと思う人もいるかもしれないけれど、私は素晴らしいと思います。なんて言うか、村中の人がきっちりした性格ではないか(笑)と疑ってしまいます。
でも、みんなであんなにきれいに編んでいたら、恥ずかしくて曲がったのとかできなくて、密かに人より細い材料を使おうと思ったりするだろうから、いよいよ、みんなで磨きがかかってしまいますね。