昔のプリント写真は、整理が行き届いていません。
さがそうとしたときは決して見つかりませんが、何かの加減でひょっこり、いろいろ出てきます。
この、インドネシアのバリ島の植物園を訪問したときの、市場や街角の写真も、そんな具合に出てきました。
改めて見ると、バリでは、神々と呼応するためのお供えの美しいものたちと、ビニールやプラスティック製品という醜いものが、めちゃめちゃ混在しています。
素敵なお供えもの。前に置いてある四角いバナナの葉で包んだものは、お菓子でしょうか?
これは、売りものだったのでしょうか?それともお供えもの?
売りものだったら買ってくればよかった。草の葉で包んだ素敵なお菓子です。
こちらは、お供え物をつくるための葉っぱを売っているお店です。
野菜の上にもお供えものを置いています。
お供えものは素敵なのに、その台がちょっと味気なさ過ぎます。
飾りものをつくっている途中のおばちゃん。
バリのテンパサールの市場は、コンクリートの建物になって、すっかり風情がなくなりました。
それでも吹き抜けの二階から見降ろすと、店の片隅に草でつくった飾りものを吊っているのが見えます。
なんか、ごちゃごちゃしているけれど、七夕飾りのようなものは力作です。左奥に人形(ひとがた)も見えます。
バリを歩くと、いたるところでこんなお供えものに出逢います。
おはようございます。一時バリにはよく行っていたので懐かしいです。
返信削除小さな葉っぱのカゴに入ったお供え物は道路脇にもお供えしてあって、うっかりするとつまづきそうになりました。
お米のおだんごみたいなのとか、スーパーで売っているキャンディーとかお花とか小銭とか、そしてお線香…小さな葉っぱのかごに入れてそこここに毎日供えられていて、ここは豊かな島なんだなと思いました。
七夕の飾りみたいなのは専門店も沢山ありましたね。
昔は全部自分のところで作っていたんでしょうが、それでも生活が都会化(?)して、自分で作る時間がないとか、お供えの花がないとかで市場で調達するんでしょうね。カゴだけとか、お供えするようなお花(花の部分だけ)を売ってる女性もいました。
タクシーのダッシュボードの上とか、お店の入り口ど真ん中とか、棚とか…きれいでした。
あの高温多湿の島ではお供え物が土に還るのもはやかったでしょう。でもキャンディーの袋とか、土に還りにくいものも混ざってましたね。
葉っぱで包んで蒸したようなお菓子は美味しかったです(^^)。
karatさん
返信削除昔のプリント写真を撮り直したら、色が何だか.....。本当はもっときれいです(笑)。これは1998年の写真、もっと前、1981年の写真が出てきたら、もっとビニールとかプラスティックとか混じっていないんじゃないかと思いますが、どこへ行ったやら...。
バリは確かに豊かさの底力を感じました。あんなに観光化されてもまだぶれない部分がある。みんなで重いお供えものを頭に乗せてひたすらお寺まで歩いて行っているし、戸外でガムランの練習をしている。感動的でしたが、土産物屋は増えているし、木彫りのテーマは(かわいいものに)変わってしまったし、観光で食べている人口が圧倒的に増えたのでしょうね。でも、あちこちに神々のいる島、やっぱり素敵です。
バリには一度だけ行ったことがありますが(1991年頃)、タクシーに必ずお供えがあったのが印象的でした。市場のニオイも強烈だった記憶が。。。石垣島の市場で魚と肉のニオイに吐きそうになっていた息子を見て、バリとか絶対ムリ~と思いました。
返信削除hiyocoさん
返信削除それって肉売り場の近くの匂いですよね。どこの国でも肉売り場とか魚売り場は、特に夕方になると強烈な匂いがします。ゴミも出ているし。思い出しました(笑)。
でも、足元がびちゃびちゃしていなかったら私は我慢できます。ドリアンの匂いなんかだったら吸い寄せられて行ってしまいます(笑)。
たぶん、コンクリートの市場にする前は優しい匂いだったと思います。でもどこの国の市場もコンクリートになってしまい、排水はよくないし、換気もよくない、問題ですね。