朝目を覚ましたら、寝室から見える灯油缶やガスボンベを置いてある小屋に、猫影が見えました。
「どこの猫かしら?」
我が家には、トラ以外に、自分の家だと思って、我がもの顔で寝ていたりする猫も数匹いて、遠目逆行ではよくわかりません。
窓を開けて呼んでみたら、こっちを振り向いた。
トラでした。
それから一時間以上、土砂降りの雨の中、トラは同じ姿で座っています。
梁が細くて、寝そべったりは、できないみたいです。
やっと家に帰って来て、足元で、
「にゃぁ」
と小さく鳴いたのは、一時間半後くらいだったでしょうか。
「朝ごはんをよこせ!」
と、毎朝うるさく騒ぐ犬たちの気配を感じても座ったまま、朝の一仕事を終えて、ゆっくりとコーヒーを飲んでいたころ、悠々と戻ってきました。
猫ってつくづく辛抱強い、感心してしまいました。
トラは出入り自由なんですか?自分ちの猫なのに「どこの猫かしら?」というのが可笑しかったです。うなぎやアルシもご飯の催促うるさいんですね!よかった、うちだけじゃなくて。アディーの体内時計が狂って、朝3時半にくれくれ攻撃を受け続けた時期もありました。正直鬱陶しいです。
返信削除hiyocoさん
返信削除我が家には二ヶ所犬猫の出入り口があり、出入り自由です。仮設小屋当時からつけていて、排泄のときなど、犬猫は勝手に出ていきます。
お隣さんは家をつくったとき、よその猫が入ってくるのを恐れて猫出入り口をつけませんでした。そのため、隣の猫は入り方を知らないのでよかった。隣の猫に追われて、トラはしょっちゅう、我が家に駈け込んでいます。さすがに隣の猫はそこでストップです(笑)。
犬は、前に飼ったことがなかったので知りませんでしたが、ご飯の催促がうるさいです。人間の食事中も、何かもらえないかとうろうろします。
友人が真剣に見上げている犬の顔をfacebookに載せ、「ねえ、ご飯はまだ?ご飯はまだ?まだ?」と書いてあったので笑ってしまったことがありました。
我が家の犬たちはもう老犬で、目は見えない、耳は聞こえないというのに、ご飯の時間を待つ情熱は誰にも劣りません。夕ご飯を食べたあとはさっさと寝るなど、四六時中欲しがっているわけではありませんが、朝は早くからうろうろ待っています。まあ、この食欲がなくなったらおしまいと思って、つき合っていますが。