お団子頭、二頭身のソフトビニール人形です。
手も脚も動きませんが、首が動きます。
ただの女の子ではなく、背中に羽の生えた天使です。
いやはや、かわいいねぇ。
おもちゃ屋さんのデッドストックだそうです。
服の端は縫わないで切りっぱなしですが、後ろはちゃんと縫ってあって、背中にスナップ(ホック)がついています。
でも、服が長すぎて足が見えない。だから、立てて遊ぶことはできません。もう少し背を高くしておいたらよかったのに。
ソフビの成形と、顔描き、そして服をつくってスナップをつけて、何工程もの手作業です。一部は内職に出されていたのでしょうか?
来る日も来る日も、スナップだけつける内職をしていた人がいたのでしょうか?
何とも不思議なお人形ですね。先日の愛想のよいキューピーとはちがって、「何か?」とちょっと生意気なこと言いそうです。3人揃ったらかしましそう。あの背丈なのにわざわざ切り替えのワンピースにしているのも不思議です。ジグザグのハサミで切りっぱなしだったり、スナップがついていたり、雑なのか丁寧なのか。。。?!
返信削除hiyocoさん
返信削除たしか、人形は苦手でしたよね。私は好きなのかなぁ?まぁ、人形によります(笑)。
このソフビお団子娘は、どんな子どもが持って遊んだのでしょう?時代としては、あてずっぽうですが、1960年代でしょうか。50年代までセルロイドがありました。
たしかに丁寧なのか雑なのか、服の後ろは下まで開いていますがしっかりミシンがかけてあります。輸出用かな?60年代後半は、日本のおもちゃ産業は台頭してきた香港に取って代わられようとしていました。
主婦の内職もとっても一般的だった時代ですね。
土人形以外の素材の人形の中にも動物でも人でも白目の部分に水色を置いているものがありますね。そういうのをみると「今戸の影響」と反応してしまう病気です。今戸では人物は一筆の目がほとんどですが動物類やだるまとか目のくりくりしたものには水色か金の白目にすることが多いんです。(昔の今戸のはなし)猫さんに限っては白目に黄色か金を置きますが、水色の猫さんもいるのです。こうした今戸の法則というものがあるんだと思っています。
返信削除いまどきさん
返信削除あはは、今戸の影響ですか。考えてもみませんでした。文化人形も必ず大きな目に水色が入っていますね。セルロイド人形も水色を使っています。
で招き猫を見てみましたら、金(多摩張り子など)や黄色(初辰猫など)が主流ですが、どこの張り子だろう、まん丸目で水色の縁取りのもありました。今戸の法則かどうか、私にはわかりません(笑)。
ところで、アメリカのアーウィンのキューピー、かわいいけれど不気味でもあると思っていました。よく見たら、目が白と水色だけで、黒が使ってありませんでした。水色の中に黒い玉をぽちっと描くときっと可愛さが倍増するでしょうね。どうして考えつかなかったのだろう!