2015年10月9日金曜日
大梁が上がっています。
他の用事で来たOくんをつかまえて、西側の天秤梁(以前、小梁と称したもの)を上にあげたのは一昨日のことでした。
私が下でウインチのスイッチを押して、ワイヤーの長さを微調整、Oくんと夫が二人して所定の位置に置きました。
要領がわかったので、昨日、東側の天秤梁は二人だけで上げました。
うまく所定の位置に置けました。
東の柱から、西の柱をみたところです。
スタンバイしている天秤梁は、大梁がこの地点を通過してからコンクリートの穴に差し込みますが、重くて間に落ちてしまわないように向こう側に差し込むのが、いちばんの難所です。
二人で東西の柱に登り、チェーンブロックを水平になるように引っ張って、少しずつ大梁を上げます。
もともと、チェーンの長さが足りないので、両方ともワイヤーを足してあります。
そのため、途中で一旦大梁が落ちないように、ところどころに開けてあるコンクリートの穴に鉄パイプを差し込み、チェーンをゆるめて、ワイヤーを取り除かなくてはなりません。
しかし、東側のチェーンブロックのチェーンは特に短く、コンクリートに穴を開けているところまで持ち上げる前に、チェーンに限界が来てしまいました。
しかたなく足場を利用してパイプを渡し、乗せる場所をつくりました。
チェーンブロックは、どちらもヤフーオークションで買ったものです。
大梁は1トン以上ありますから、これほどの長さだと、パイプがちょっとしなったので心配しましたが、なんとか荷重に耐えてくれました。
西側は、穴まで到達していたので、そこにパイプを通して、大梁を乗せて休めました。
この長さだと、荷重がかかっても、問題ありません。
西側のチェーンは長いので、ワイヤーを取り除くと、大梁にかけた紐を直接吊ることができました。
しかし、この地点で限界になった東側は、チェーンが短いので再度短いワイヤーを足しました。
西側から見たところです。
吊ってはいるし、パイプで押さえているのですが、万が一のことを考えると、やはり大梁の下に行くことは避けました。
また、チェーンを張って、持ち上げ再開です。
ここまで持ち上げて、その日のエネルギーは使い果たしました。
無理は禁物、またパイプを通して、休ませました。
予定していた場所ではないので、左右の穴の高さが違い、水平にはなっていません。
でも、吊っている上、パイプの上にも乗っているので、これで一晩置いても問題ありません。
さて、今日は上まで上がるでしょうか?
大梁は木製なので、屋根が掛かるまで雨に濡れないようにと、ブルーシートを掛けたままで上げています。
黒く見えている鉄骨は、大梁の化粧(カバーするもの)です。危なくてもちろん上に乗ったりすることはできませんが、天秤梁の上に大梁を固定したら、内側に仮の足場板を取りつけてあるので、乗って、大梁の中を歩くことができます。
最終的には大きな天窓になりますが、ガラスを取りつけたりするのは、棟上げのあとを予定しています。
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