2016年4月18日月曜日

狐絵馬で遊ぶ


京都の伏見稲荷の絵馬です。
絵馬は、裏に名前とお願いしたいことを書いて、お稲荷さんに祈願して残してくるものですが、そのままいただいて帰ってきました。ずいぶん前のことです。
もちろん、狐のお顔が描いてあると思っていました。

ところがあるブログで、
「伏見稲荷の絵馬には耳と眉毛しか描いていない。顔は自分で好きに描くらしい」
と書いてあるのを読みました。
「えぇぇ、あれは眉でなくて目だよ」
と思いつつ、そこはネット時代、検索してみました。


いやぁ、あるわあるわ。
祈願された絵馬には、ほとんど顔が描かれています。


いつから、顔が描かれているのでしょう?
伏見稲荷には何度も行ったことがありますが、気がつきませんでした。もっとも、私はうっかり者で、何事も見落とすことが多いので、昔から描かれていたのに気がつかなかったのでしょうか?


それにしても、みんな絵が上手なのにびっくりします。


中には、元々の顔から、完全に自由になっているものもあります。
お稲荷さんが、気分を害している様子もありません。


シンプルな絵馬だから想像力を掻き立て、こんなに楽しめるのでしょう。 こうなると確かに、狐の目は眉にしか見えません。
いろいろな狐の絵馬に出逢いに、いつかまた、伏見稲荷に見に行ってみたくなりました。







 

4 件のコメント:

  1. え~、そもそもキツネを描いた時に眉毛なんて書きませんよね~。だからどう見ても目ですよねぇ。
    それにしてもみんな絵がうますぎる!!!
    絵馬を持ち帰る人も初めて見ました(笑)。

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  2. hiyocoさん
    絵馬を持ち帰らないのですか?私、そのまま収めて祈願したことがありません。みんな持ち帰っています。せっかくいただいたものだから。好きだからいただいたのだから(笑)。
    最近の日本人は、みんな絵がうまくなっているのでしょうか?こんなに描けちゃうなんて、すごいことですね。あの狐絵馬をずっと昔から見ている私は、これに絵を描くなんて、想像してもみませんでした。
    でも、いろんな神社にこんなシンプルな絵馬があったら、きっと楽しめますね(笑)。

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  3. 絵馬は持ち帰りません、というか買ったことありませんが正しい(笑)。
    どうやら伏見稲荷はアニメに登場する「聖地」らしく、そのような神社はアニメファンが絵心を発揮した絵馬を奉納するのがブームのようです(聖地巡礼ですって)。本気の絵馬はゴルゴよりもっとすごい~。神社でアニメ祭りみたいで変な感じです。

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  4. hiyocoさん
    知りませんでした。調べてくださってありがとう。検索しても画像だけしか見なかったもので(苦笑)。
    ということは、最近(といってもどのくらい前からか?)の現象で、私が最後に行った(少なくても20年以上前)頃には見られなかったものでしょうね。
    う~ん、社会現象が多様化しているのは面白いけれど、一様化とも言える。なんか、人間ってこんなものかなぁという深い感慨に襲われます(ぷっ!)。
    今でもいるのかな?バックパッカーって。一人で世界を歩いているんじゃなくて、大半はバックパッカーしか行かない場所に行って、バックパッカーしか泊まらない宿に泊まっていました。しかも、一日をいかに安く過ごすかということだけが生き甲斐で、何でも値切り倒そうとしたりして。それって、冒険でも何でもないだろう!それと似ているかな?

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