「Tさんの家に行ってみようか」
と夫。
珍しいのでもちろん賛成、八郷盆地の南端にあるTさんの家を、十年ぶりくらいに訪問しました。
十年ぶりですから、庭は以前とは違う感じでしたが、相変わらず美しく手入れされていました。
Tさんの家は、道路(林道)で車を停めたら、谷川に架かる手づくりの橋を渡って、歩いてしか庭には入れません。
ということは、敷地内にユンボ(パワーショベル)もトラックも何もかも入れないということ、整地も、丸太を半分に割ってつくった重いベンチも、石も、すべて人力で動かしてきたということです。
手づくりの門は、奥へと人を誘います。
以前は、お茶席で使うような花がそこいらじゅうに植えてありましたが、草むしりが大変になったし、花は堪能したので少しだけ家の周りに集めて、後は、刈り払い機で刈れる、原っぱの庭に変身させたのだそうでした。
木と竹でつくった門は、小さな修理はしているのかいないのか、健在でした。
でも、窪地になった花畑の上を渡る吊り橋など、以前は風流な仕掛けがそこここにありましたが、年月を経て朽ちたとか、シンプルな庭になっていました。
谷川の両岸に築いた石垣とか、美しい石畳とか、見どころがいっぱいあったのに、写真を撮りわすれました。
ちなみに石は、全部敷地から掘り出した石です。
Tさんご夫妻は、家の下の谷津田に、今年も一反部の田んぼをつくっていらっしゃいました。
労働がきついからやめようと思っていたら、息子さんが籾摺り機をプレゼントしてくれたので、やめるきっかけを失ったのだそうです。
帰り道、筑波山は夕焼けに染まっていました。
わーー星が見えますね、!!
返信削除筑波山の山頂は懐かしいよー
昭ちゃん
返信削除ん?星が?
八郷は筑波山の「裏」と言われています。でも、八郷の人によると、筑波山の東側だからこちらが表だって(笑)。
その昔、霞ヶ浦の浜とかあちこちで戦が起こったとき、あるいは策略で皆殺しにされようとしたとき、命からがら逃げてきた人たちは、「ここまで逃げたら大丈夫だろう」と安堵の胸をなでおろしたほど、浮世から遠く離れていた、それが八郷です。
このあたりに住む人は、誰もが「筑波山はうちから見たのが最高」と思っているます。何を隠そう、この私も、我が家から見た筑波山が最高と思っています(笑)。
話が変わるけれど、ぼた山もいいですね。最初見たとき、すぐぼた山とわかって感動しました。大学二年の夏、九州に一ヶ月以上いましたが、名所旧跡はどこも行っていなくて、ひたすら指宿の先で開聞岳を眺めていて、ときおり旅に出ると、小石原や小鹿田、日奈久などを訪ねていました。
たなびいた雲の付近に点々と、、、
返信削除まだ早いのでレンズのゴミかな。(笑い)
昭ちゃん
返信削除はっはっは。それにしても日が長くなりましたね。6時半を過ぎていました。今朝も、5時前に目覚めましたが、すっかり明るくなっていました。
日本列島の長さを感じるのは、大相撲九州場所です。昭ちゃんちの方の日の入りはもっと遅いことでしょう。
打ち出し時間は18:00ですから面白い見方ですね、
返信削除上京すると九州では明るいのにもう灯りが点きなんか
人恋しくなります。
さすが池袋の夜明けは早いやー 笑い
昭ちゃん
返信削除そういえば、九州の人は、大相撲初場所を見て、「あら東京はもう日が暮れているわ」と日本列島の長さを実感しているのでしょうかね?
ニュースなどでも地域による日の入り時間の違いを知る場面もあると思いますが、相撲中継以外では、感じたことは一度もありません(笑)。