2016年8月22日月曜日

瓦屋さんの仕事

台風接近やらなにやらで、晴れていたのに、あっという間に激しい雨が降りだすなど、不安定なお天気が続いています。


先週、瓦屋さんは、二人体制で4日来ることができるはずでした。ところが、急なお天気の崩れなどでそうはいかず、半日+一日+半日の、合計二日しか仕事ができませんでした。


それでも、どんどん進みます。
まずは平瓦を屋根の上にあげ、軒先に金属の雀返しを設置します。これで、雀が瓦の下に安全な場所を見つけて、楽しく巣をつくることができなくなります。


最初の半日は、割りつけに時間を取られて、雀返しを全ヵ所につけるところまでいきませんでした。
 

ところが、一日中降らなかった二日目には、早い、早い、高いところの平瓦は葺き終えていました。
さて、三日目の土曜日は、午前中は土砂降でり、午後からの作業でした。
大工さんが下地をつくる前に、左右の出について瓦屋さんとの打ち合わせをしたのですが、それでも限界があるみたいで、瓦屋さんは平瓦を葺くとき、グラインダーで一枚ずつ切って幅を調整していました。 
夕方、
「じゃぁまた月曜日にお願いします、って言ったら、瓦屋さんきょとんとしていたぜ。日曜日にも来るつもりかなぁ」
と、夫。
「まさかねぇ。いくら雨がちだからって、日曜日まで働かないでしょうよ」


そのまさかで、のんびり過ごしていた日曜日の朝早く、八時前には一人だけでしたが瓦屋さんがやって来て、夕方まで目いっぱい働いて帰りました。
朝には、まだ左右の端が決まっていませんでしたが、


夕方には、すっかりできあがっていました。
 

あとは、屋根が重なった部分の下、柱にぶつかるところの収まりと、棟瓦を残すのみとなりました。
 

この調子では、お天気さえよければ、今週中に終わってしまいそうです。






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