毎年、クリスマスの飾りつけに参加させるのを、うっかり忘れてしまっていた猫でした。
この招き猫は、20年ほど前に、中野にあった招き猫屋さんで出逢ったものです。
フードの周りや、前垂れ、袖口、そして足元にも、毛皮というよりレース編みのような飾り布が描かれています。
そして足には長靴を履き、手には革手袋をはめています
丁寧に手書きされているのに、生地は型抜きしたものではなく、流し込みでつくってあります。
使われている絵の具からしても、なんとなく、市販の立体塗り絵用の招き猫に、誰かが絵付けしたという感じを、ぷんぷん匂わせています。
3.11の地震にも壊れず、元気にしていますが、これと出逢ったお店は、とっくになくなってしまったと、風の便りに聞きました。
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