2016年12月10日土曜日

市場籠

茨城県は、都道府県の知名度や、魅力のあると思われる都道府県のランキングでは、だいたい最下位かその次ぐらいです。
半面、交通事故最多など悪いことでは、だいたいいつも一位二位を争っています。
ところが感心するのは、レジ袋廃止、マイバッグの定着です。
たしか、普及率が日本一ではなかったかしら?


スーパーマーケットに行くとき、私はいつも市場籠を使っています。
もう十年も、手荒に使っているのに、市場籠は角がすり切れたりもせず、しっかりしていて、すず竹万歳です。
岩手県一戸の鳥越もみじ交遊舎の籠です。


注文したとき、
「底を補強しますか?」
と、訊かれました。
「えぇ、してください」
最初に補強していただいたおかげで、重いものを入れても安心感があります。


持ち手は、綱をラタンで巻いたもの、持ちやすいし頑丈です。


美しい編み方。
  

ただ、同じく鳥越もみじ交遊舎の腰籠は、先日、壊してしまいました。


腰につけて渋柿をもいでいたら、重みでぶつっと切れてしまいました。


渋柿が重すぎたこともありますが、紐通しが四か所についているということが、そもそもおかしかったのでしょうか?
それとも、私の紐の通し方がまずかったのかもしれません。
さて、直してもらうこともできますが、方法が同じでは、また切れてしまいます。
市場籠は、縁に紐を掛ける方法で重いものに耐えているので、同じ方法で紐をつけてみようかと考えているところです。






6 件のコメント:

  1. 炭鉱時代は
    配給所(市場)ですべて済ませるので買い物かごでしたが
    閉山後街に行くようになりビニール袋に、、、
    ビニールひもにスイカを下げ強さに驚きましたよ。
     生活の移り変わりは昭和40年頃からかなー


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  2. 東銀座で働いていた頃は、地下鉄でこの籠を持った人を見かけたりしました。小料理屋さんって感じだったかな~。
    私はいつもトートバッグの中に、夫のパリ土産のMONO PRIX(スーパー)のエコバッグを2個入れて、いつでも買い物できる体勢でいます。ナイロン製の小さくなるタイプです。

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  3. 昭ちゃん
    買い物籠って、地域色がありました。
    私の育った岡山では、買い物籠は圧倒的にイグサの紐で編んだスケスケの籠でした。そのため、いまどき高額で売られているのを見ても、見飽きていて絶対欲しいと思いません。その経験からすると、山葡萄蔓の籠が一般的だった地域の人は今、山葡萄蔓の籠が数万円もして、引く手あまたの現象をどう見ているのかなぁと、ときどきリサーチして見たくなります(笑)。
    ビニールのレジ袋が出回る前は、スーパーも紙袋の時代がありましたね。

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  4. hiyocoさん
    私も昔、銀座あたりでよく市場籠は見ました。確かに長靴を履いたりした板前さんみたいな人が多かったですね。
    今、私が市場籠を愛用しているのは車とセットだからかもしれません。私のバッグの中には軽いナイロン袋を入れていて、ふいに必要になったときには使いますが、決めていった買い出しのときなど、何でもぼかぼかと入れられる市場籠の出番が圧倒的に多いし、使い易いです。いざとなれば、犬猫も入れられます(笑)。

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  5. お二人さんの話を読むと
    私が東京を離れた以降の様子が解かって楽しいです。
    昭和40年以降5年おきぐらいに上京、
    冷房のない地下鉄は暑かったなー(笑い)

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  6. 昭ちゃん
    冷房のない地下鉄で、三年間高校に通いました。当時地下鉄は銀座線と丸の内線しかなくて、切符は20円均一、定期は一定区間しか買ってなくてもどの駅も乗り降り自由で、お金のない高校生にはありがたかったです。ほとんど行きたいところに定期だけで行けました。
    山手線も冷房なかったよ(^^♪もちろん家にも学校にもないし、涼めるのはデパートだけでした(笑)。

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