2016年12月24日土曜日

初めて通った道

先日、夫のfacebook友だちのGさんの、鉾田の店におそばを食べに行ったとき、初めて通る道を通りました。
もう、このあたりに15年も住んでいますから、たいていの道は通ったことのある道ですが、
「あら、この道初めて」
というときは、わくわくします。
「八郷に比べたら、このあたりは平らだなぁ」
「あら、ちょっとだけど起伏があるじゃない」
景色もそうですが、古い町並みには、もっとも興味をそそられます。
立派な家が立ち並ぶ中、ひときわ目を引く家がありました。


「わぁ、何。この家!」


中には、見事な茅葺屋根の家が見えています。


真ん中に見えるのは、特別な人だけを迎え入れる玄関だったのでしょう。
庭の手入れも行き届いていて、まるで別世界に来たようです。


この街道ではまた、尋常ではない大きさの、土地の神さまを祀る祠をいくつか見ました。


村の氏神さまではなく、個人の屋敷の神さまです。
小さな石の祠はよく見ますが、また木でつくったものも、高さが60センチほどのものは見ることがありますが、こんなに大きな、人も入れるほどの祠は見たことがありません。


いったいこの豊かさはどこから来たのでしょうか?
蚕かなぁ、それ以前かなぁ?よくわかりませんが、茨城がとても豊かな土地だったことは確かです。

さて、Gさんのお蕎麦屋さん「弦」、辺鄙なところにありましたが、お勧めの「カモのつけせいろ」も、「蕎麦葛餅」も、とっても美味でした。







4 件のコメント:

  1. まるで時代劇の世界ですね。
    大家族から核家族そして個の時代を見てきた母屋でしょー
    今何人住んでいるのかなー
     家内の実家付近も過疎地になった家が多いです。

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  2. 昭ちゃん
    たぶん、老夫婦と、結婚しなかった息子あたりじゃないですかね(笑)。
    でも驚いたのは、隅々まで神経が行き届いていたことです。植木がぼさぼさになっていたリ、植木の手入れはされていても、ゴミやら、プラスティックのコンテナやら、古い植木鉢やらが転がっていて、せっかくの茅葺き屋根が台無しの家も多々ありますからね。
    茅葺ではないけれど、こんな豪華な家々が並んでいる一角でした。かつて、どんなに楽しい生活が繰り広げられていたのか、タイムマシンに乗って行ってみたいです(^^♪

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  3. 田圃で走り廻る子供たちや玄関にある大きな松飾りと国旗
    駐車している車など、
    ついこの間の風景でしたね。

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  4. 昭ちゃん
    大森貝塚のウイリアム・モースも、日本を旅したイザベラ・バードも、お正月は老いも若きも凧揚げに興じて、空が凧で埋まっていると書き記していますが、確かにどこも子どもたちであふれかえっていました。しかも、今よりずっと人口が少なかったのにね。
    寒い朝は、田んぼで稲わらを燃す「どんと」をしてもらいました。夏の縁台夕涼みとともに、どんとは大人たちの情報交換の場、子どもたちは耳をダンボにして、いろいろ情報を仕入れていました(笑)。

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