2017年7月15日土曜日

飾り棚の住人(三)


二つある飾り棚のうち、左側の棚の、一番右側のものたちです。


加賀の八幡起上り。


二階の展示室には姫だるまがもう二人います。
一人は猫ですが。


まん丸いだるまと三角のだるまは、夫の母のもの、後ろはセルロイド製です。
だるまは普通、起き上がりこぼしになっているものですが、丸いだるまは転がりっぱなし、三角のだるまは、梃子でも動きません。


福島のこぼうし、すべて夫の母のものです。
3.11以後、いろいろなところで、よくこぼうしを見かけます。近くのお蕎麦屋さんにも置いてあります。
こぼうしのように、倒れても起き上がって欲しいという願いが込められているのでしょう。


姉さまたち。


煙草盆。
箱は紙でつくって漆を塗ってあるのでしょうか。


かわいいなぁ、この張り子のうさぎ。
どこのものだったか忘れましたが、いつ見てもなごみます。


青森の下河原土人形の鳩笛。
小さいながら笛になっていて、尾の先を吹くと、ぴいぴい鳴ります。


左は、大阪の住吉大社の種貸しさん。右の馬も住吉大社の神馬です。
犬の土鈴はどこのものだったかしら?昔からいるのですが、忘れてしまいました。
住吉大社は、しじゅう発達(四十八辰)の招き猫が有名ですが、むつみいぬやら、裸雛やら、郷土玩具の宝庫です。


お茶道具は、轆轤(ろくろ)を挽いてつくってあります。
直径4センチほどのお盆は寄せ木にしてあり、茶筒も急須も蓋を取ることができます。


焼きものの菓子入れには、糸じきまでついています。見事な細工です。


けんだまとだるま落とし。これも轆轤仕事です。
姉さま、煙草盆、お茶道具、おもちゃなどのミニチュアは、浅草助六のものでしょうか?
ともに浅草のあたりで育った夫の両親と浅草に行くと、助六に寄り、梅園であんみつを食べたものでした。
助六にも、梅園にも、もう何年も行っていません。


お茶道具やおもちゃのミニチュアは、熟練した職人さんしかつくれないと思いますが、このこけしは、その昔はとってもありふれたものでした。
どこにでも売っていた、子どもたちが買ってえんぴつにつけるこけしです。
1960年ごろ、一つ10円とか20円とかで売られていたものだと思います。







7 件のコメント:

  1. 加賀の起き上がりの「もなか」があります。縁起物の和菓子です。写真のような包み紙です。写真を見て嬉しくなりました(*^^*)

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  2. けん玉とは懐かしいです
    冬の陽だまりの遊びで学校では廊下でした。
    どこかの地方では「天突く棒」とか知りませんか。
     昔は紐の両端を止めるU字型のくぎで無くすと
    下駄屋のおじちゃんがくれました。
    今は結んでありますね。

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  3. ろっかくさん
    ネットで加賀起き上りもなか見ました!すっごく可愛い(^^♪
    あんまりかわいいので、取り寄せてみます(笑)。菓匠高木屋の「紙ふうせん」というお菓子も可愛い!
    以前、中に小さな土人形や金華糖の入った金沢の「福徳菓子」は取り寄せたことがありました。

    金沢のお菓子はどれも、意匠がとってもおしゃれですね。そんなところに住んでいて、いいないいな。海も近くて、いいないいな(笑)。

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  4. 招ちゃん
    お嬢さんたちばかりではけん玉は縁遠かったでしょうね。我が家は息子たちでしたから、いつもけん玉の一つや二つありました。それも競技用の正規品が。今でも家中探すと出てくるかもしれませんが、紐がどうついていたか...。
    もう長いことやっていませんが、お皿に乗せるくらいならできます(^^♪というか、それしかできません(笑)。たまに棒に突き刺せますが、たまにです。

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  5. ろっかくさん
    八幡起き上がりもなか、Amazonで、20個も買っちゃいました(笑)。

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  6.  姐さんけん玉は膝のリズムが大事で
    突き刺すのは半円あたりでぐっと引いて穴をこちらに向ける事です。
    (笑い)
    競技用って少し重いのかな。

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  7. 昭ちゃん
    今度見つかったら、やってみますね。
    けん玉だけでなく何でも膝が大切ですね。学生時代に寿司屋のアルバイトをしていて今は居酒屋をやっている友人は、魚を切るのも膝で切っていました。餅つきのときは、膝を使っている人と使っていない人、一目瞭然です。
    競技に認められたものは、球が大きくて重く、糸もお土産品などに比べると、比較的長目でしょうか。

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