2017年9月14日木曜日

みそろぎ人形展

このごろは、東京が遠くなって、何かご案内をいただくようなことがあっても、ほとんど出かけることがありません。
そんな私ですが、珍しく、今どきさんが出店している「みそろぎ人形展」に行ってきました。


東京丸の内のオアゾの丸善で、9月13日から19日まで開かれていて、国内外の作家さんたちの人形が出展されています。


今どきさんのブースです。
丸〆猫、ピーピー、泥めんこ、火入れなどなどが、下町風に賑々しく並んでいました。


いただいてきた招き猫はこちら。


同じの(右)をすでに持っていますが、ちょっと違います。
新しく加わった猫の方が丸顔でした。
  

都鳥もいただきました。
かわいいなぁ。


一緒に写真を撮ろうとひねり鳩を見たら、一羽足りません。
この前、幼児がたくさん押しかけていて、勝手にあちこち行っていたので、どこかに動かしたに違いありません。
まぁ、そのうち、出てくるでしょう。


こちらは、八郷在住の矢部藤子さんの作品です。
毎年、ドイツの人形の町ノイシュタットでは、Max-Oscer-Arnold Kunstpreisが開かれ、人形の各部門でのコンテストが行われますが、矢部さんは今年、部門を超えた最優秀賞オスカー賞を受賞されました。
町をあげての人形祭りらしいのですが、最優秀者と発表されたら、宿のおかみさんなどの、矢部さんへの態度がすっかり変わったと聞きました。

それにしても、裸のおばちゃん、すごいです。おばちゃん体系なのにバランスをもって、何の支えもなく、しっかり立っています。
というか、そんなことは人形作りの基礎中の基礎なので、当たり前なのでしょうけれど。
  

ロシアの郷土玩具たちも出展されていました。
これは、ディムカヴァ人形ですが,私の持っているルーマニアの土人形と似すぎています。 もしかしたら、私の持っているもの、ルーマニアの人形と言われていたけど、本当はロシアのものだったのかしら?そう思うほど似ていました。


こちらもロシアの郷土玩具。
たぶん、猫がソレツカヤ、鳩がフィリモノヴォだと思いますが、売り場の方がタグをつけていた糸を切ってしまったので、定かではありません。


どちらも土笛、鳩はよく鳴りますが、猫はうんともすんとも言いません。
赤い紐を外してみてないけれど、首にかけるようになっているのでしょうか?


東京駅も改修が終わってから、初めて見ました。
いつのまにか、東京がどんどん遠くなっています。










4 件のコメント:

  1. 骨格から言うと安産型の骨盤ですね、
    今の若い人がGパンを履くと後ろから見て
    男女の区別がつきませんね。
    「アンタ―  どこ見てんのよー!!」

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  2. 昭ちゃん
    はっはっは、どこ見てんのよ!
    でも、骨盤が大きくて、お産の時よく開くって、とっても重要なことですね。得します。
    若いころは、どうして年取るとみんな体形が崩れてしまうのか理解できませんでしたが、誰でも実体験しますね(笑)。引力とかいろいろなものには逆らえません。
    私のように背骨の圧迫骨折などした日には、二度と昔の体形に戻りません。朝は背骨が曲がってないのでお腹に横皺がありませんが、昼間はずっと横になっていないので、背骨が変形、お腹が折れ曲がって皺ができます。寝ると治ります。それを繰り返しています(笑)。

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  3. ありがとうございます。左招きですが、今回お求めいただいたのが自分で作った型としては古く、その改訂版として作ったのが少し背の高いほうなんです。ただ顔の表情としては、古いほうがまとまりがよいと言われます。この型は明治出来の今戸の招き猫を意識してつくったもので、この今戸版から芝原の招き猫が抜き出されたというのは明白なんですが、今戸のお手本自体がないので写真から想定して型を起こしたのですが、ずんぐりしすぎているように思ったのでもう少しラフにのびのびさせようと大きいほうに直したんですが。古いほうがかわいいと言われることが多いですし、新しいほうの割型が現在行方不明なので古いほうので抜いています。

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  4. いまどきさん
    上から見たら、写真右(改訂版)のお顔が狐のようにちょっと長いし、型が違うのだろうとは思っていましたが、そんな背景があったのですね。
    どちらも、髭が特徴的で、かわいいいです。
    江戸の丸〆猫は右手招きが多かったのが、明治になって左手招きも多くつくられるようになったということなのでしょうか。
    この形の招き猫が、芝原や鴻巣にもたらされて、かの地で写されて、たくさんの子どもたちを喜ばせたと思うと、わくわく、当時の光景が目に浮かぶようです。

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