2018年1月9日火曜日

額装

戸棚の中に、布たちがつどっています。
鋏を入れられない布もあれば、鋏を入れてもいい布もあります。昨年、そんな布の一枚を思い切って仕立ててみましたが、相変わらず着ている服といえばいつものもの、仕立てた服は、布の戸棚から、服を入れている引き出しに移動しただけでした。
額装したらいいのにと思う布も、額装してもあまり飾るところがありません。それでも、ミラーワークの古布は畳みにくいので、額にしてみることにしました。


まず、別布でちょっと大きめに裏打ちしました。
 

裏打ち布にしつけ糸で留めておいてから、目立たないように、周囲をかがります。


額縁の縁に隠れる部分(約5ミリ)も含めた大きさに、ベニヤ板を切りました。


布はまっすぐではありませんが、できるだけ縁がまっすぐになるように、縁に刺繍がない辺で調節しながら、ベニヤ板に綴じつけます。


額に入れたとき、縁の刺繍は隠さないように、額縁の大きさを決めます。
 

額縁の材を用意しました。


クランプを使って、ボンドでくっつけます。
できた額にミラーワークを嵌め、裏にもう一枚同じ大きさのベニヤ板を当てて、細い釘で留めました。


さて、どこに飾りましょうか?
この額にはガラスを入れてないので、埃になりやすい作業棟は無理、母屋のどこかに、陽の当たらない場所を見つけなくてはなりません。


絶対に陽が当たらない壁を見つけました。北側の窓の東側の袖壁です。
窓の反対側にも袖壁がありますが、そちらは季節によって、朝日が当たるときがあります。





2 件のコメント:

  1.  春姐さん楽しそうにいろいろしていますね
    クランプまであるんだ。
     私たちもごたごたあるし歳だから処分するように
    言われても処分できない現状で
    一つ一つが想い出につながるなー
     その中で同居人が「ちぎり絵」に使用した
    和紙の断片を処分中です。

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  2. 昭ちゃん
    わかります。服やパジャマをつくったときの残り布、セーターを編んだときの残り毛糸、捨てるのには罪悪感が伴うから捨てられないし、取っておいても、結局何にもならないし...。
    さらに、編みかけのセーター、縫いかけの服、新しいのに取り換えたけどいたんでないシーツ、妹の家から来た古い毛布、息子たちの古い成績表や新品同様の絵の具などなど、「どうするの?」というくらいたまっています(涙)。
    しかも、「これ捨てようか?」と訊くと夫は、「ダメだよ何かに役立つから。捨てるのはいつでも捨てられる」としか答えません。それでいて、「あれはどこにあるかなぁ?」と訊いてくれれば見つけてあげるのに、見つからないからと、部品なんかこっそり買ってきたりして(笑)。
    もう、♪どうなろきゃあなろたい♪です。

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