2018年2月27日火曜日

鍋敷き

昨日は、我が家で6月に映画上映会をやる、その試写会があり、15人ばかり集まりました。『人生フルーツ』という映画です。
試写会に集まったのは、準備や上映会の当日に、いろいろな形で裏方を担ってもいいという人たちで、あれこれ打ち合せもしました。

本番は、現在はまだ床も張っていないホールで午前午後の二回、一度に40人程度を予定していますが、昨日は居間で見ました。
 

映画を見て、持ち寄りでお昼を食べ、家の見学もしたりして、みんなが帰ったあと、食卓の上に、稲わらで編んだ鍋敷きが置いてあるのに気がつきました。

この鍋敷きは、暮らしの実験室の面々が中心になって開催されていた八豊祭(やっほうまつり)で、地元のおじいちゃんおばあちゃんに教えてもらいながらつくったもの、あるいはそれを覚えていて、あとでつくったものでしょう。
とすると、上映会を企画している、K.SさんかH.Aさんが持ってきてくれたものと思われました。


同じ方法でつくられた鍋敷きですが、使う材料によって、雰囲気の違うものができます。
左は沖縄の西表島のクバ(ビロウ)の新芽で編んだもの、真ん中は竹皮で編んだもの、そして左が、今回いただいた稲わらで編んだものです。
どれも、その地域で最も手に入りやすい材料を使っています。
 

同じ方法でつくられていると言っても、横から見ると、材料をお互いにくぐらせて編んでいるところの、絡め方が違います。
稲わらのものはチェーンステッチ状になるように、竹皮のものは互い違いに、そしてクバの新芽のものは、いちいち撚ってあって、まるで花のように見せています。

 
ついでに、編み目を裏表均等ではなく、片側に寄せてつくったも見てみました。
これらは、鍋敷きではなく、頭に重い荷物を乗せて運ぶときに安定感を出しながら、頭のてっぺんを痛くしないための輪なので、編み目を意識的に片側に寄せています。


これらの輪も、横から見ると編み方が違うのか、あるいは同じ編み方だけど、材料を撚っているのと撚っていないのとで違って見えるのか、感じが違います。
材料はどちらもスゲだと思います。




2 件のコメント:

  1. お家で上映会!すご~い。
    津端さんは、春さんのお知り合いなのかなぁ?と思っていました。!(^^)!

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  2. mmerianさん
    津端さんを、夫は間接的に存じ上げていたようですが(映画に出てくる方と知り合い)、私は知りませんでした。
    上映会は、幼児を抱えた方たちへの配慮やら駐車場の問題やらで、まだまだ議論が沸騰しています(笑)。

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