これも、マナウスからのお土産の、アマゾンに住む先住民のヤノマミの編んだ籠です。
ラタンが主で、一部蔓も使った籠でしょうか。
『人間が好き』(長倉洋海写真・文、福音館書店、1996年)より |
『人間が好き』より |
背中から降ろしている写真もあります。
右の籠は何となく想像がつきますが、左の籠は透かし編みでしょうか。
『人間が好き』より |
『人間が好き』より |
いただいた籠は比較的固い素材で編んでありましたが、柔らかい素材もいろいろ使われているようです。
ところで、ヤノマミの籠の編み方は、遠く離れた南アフリカのコサの籠とまったく一緒です。
浅い籠で、目にしやすいのは内側にもかかわらず、コサの籠もヤノマミの籠も、材料をつなぐときの処理を内側でしています。
左が外側、右が内側です。
外側を滑らかに仕上げているのは、持った時の感触を大切にしているからでしょうか?
たぶん、コサとヤノマミが出会うことはないと思いますが、お互い出会って、籠談義をしてもらいたい気がします。
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