2018年9月14日金曜日

やかんのその後

やかんはどうしてもガス台の上に置きっぱなしにする時間が多いので、油が飛び散ったりして、汚れがちです。そして、ステンレスのやかんは、表面が黒く焼けた感じになり、きれいに保つのが一仕事です。
加えて我が家では、夫がお湯を沸かしながらすっかり忘れてほかのことをして空焚きする、ガチャガチャとぶつける、やかんを遠ざけないで炒めものをするなどなど、やかんをきれいに使う気が全くありません。
そのため、「どうせ汚くされるから」と、何年か意に沿わないやかんを使ってきました。


でも、それも限界、毎日見るものだから、気に入ったやかんをきれいに使いたい。思い切って銅のやかんにしたのが、一年半ほど前でした。

 

銅のやかん、正解でした。
あまり手入れもせず、ガス台の上に放りっぱなしですが、醜くは汚れてはいません。


中に水を残して長時間置かないことだけ気をつけていますが、時折、入れたままになっていることもあります。


底はすぐ黒くなりますが、石鹸をつけて軽くこするときれいになります。
もちろん、ピッカピカにすることもできるはずですが、ピッカピカにする気はありません。

最初のうち、鍋つかみを使わないで取っ手を持ってしまって、
「あちっ、こんなやかん使えないよ!」
と、何度か毒づいていた夫。また、容量が少ないと文句も言っていたけれど、最近ではまったく文句を言わなくなっています。慣れたのです。
むしろ、熱効率が良くてあっという間に沸くその性能には、敬意を表しているのかもしれません。







2 件のコメント:

  1. 油焼けしてないなんてすごい!しかもいい色になってる!新品の色より断然今の方がいいですね。周りとも馴染んでいます。
    うちのOPAのステンレスのやかん、私が暇をみてはチマチマと焦げ付きを落としていたのに、ある日知らぬ間に夫がセラミックのスクレイパーでガリガリとやってくれちゃいました。焦げは取れたけど派手に削り痕が残りがっくりです(苦笑)。
    銅のやかんはすぐ沸くんですね。いいなぁ。


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  2. hiyocoさん
    わぁ、がりがりやられたんだ!もうほかもこすって、傷だらけにしたらどうでしょうか(笑)。
    我が家も、魚焼きグリルの中がスチールたわしでやられて、フッ素加工がめちゃめちゃ取れて、目も当てられません。本人は、「えっ、いけなかったの?」という感じですが。
    やかんは、思い切って替えてよかったです。でも、バターを薄く削る道具とか、飛びついたのに失敗した道具も、ないわけじゃありませんが(笑)。

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