先日石を買いに行った石屋さんの一角に、古いお地蔵さまなどが積み上げられていました。
ほかにも、お墓の残骸が積み重ねられている山(左側)もあったので、墓じまいしたのか、誰のものとも知れないお墓のある場所を道路拡張で取り壊したりでもしたのか、石仏たちの行き場がなくて、石屋さんが引き取ってきたものと思われます。
このお墓には、宝暦八年(1758年)と刻んでありました。
古い!
フランスではマリー・アントワネットが生まれたころ。アメリカではまだ初代大統領も生まれていない時代です。
お地蔵さまたちも、250年ほど昔のお地蔵さまなのでしょう。石もだいぶ風化しています。
「一つもらっていくか?」
と夫。
いえいえ、思いのこもったものをいただいていくわけにはいきません。重機でつけられた傷も癒えて、どこかに安らかに収まっていただきたいものです。
子供の頃近所に江戸時代からあるお地蔵さんがあり
返信削除後ろに隠れて遊びました。
空襲で我が家を含め焼けてしまいましたが
数年前上京すると「延命地蔵」となり健在なので
驚きました。
住職に聞くと整地の際埋まっていたそうで
懐かしいお姿でした。
昭ちゃん
返信削除このお地蔵さまたちも生かせればいいのですけどね。
でもこの辺りお地蔵さまやら菩薩さまやら道祖神やらの宝庫で、各墓所の片隅にも、「〇〇家」の墓になったときに集めたのか古い石仏やら墓やらが固めて置いてあります。つまりありすぎ?(笑)。
延命地蔵さまは、よかったですね(^^♪
長崎街道の枝道と思われる旧道に
返信削除「塞の神」と称する祠がありました村を守る
「塞」の字が時代を感じさせ坂道も馴染んでいました。
ところが道路拡張と同時に消えました
それぞれの考え方ですね。
昭ちゃん
返信削除意味があったものが消えてしまうのはとても残念です。
最近、『峠を歩く』という本が出ていて、高いからまだまだ読めないのですが、同一名の峠でも近代になるほど低いところに峠ができていて、それが六層になったりもしているそうです。アスファルトの道さえ、消えるのに10年はかからないそうです。
石仏や石碑、またとない歴史の証人ですね。