「ん?」
あぁ、そうだったと思い出しました。昨日金属の蓮華を使ったのでした。
日曜日から、息子が友人夫妻とともにきて泊まっていました。
そして昨日、
「お昼を食べたら帰る」
「食べたいものある?」
「タイ料理がいいなぁ。無理だったらそうめんでもいい」
「材料はあるからできるわ」
というわけで、タイ語でカオマンカイという、アジア風チキンライスをつくることにしました。もとは中国南部の料理らしいのですが、東南アジア一帯に広がっています。
タイではお昼の定番で、鶏をまるまま茹でたのが店先にぶら下がっていたら、カオマンカイを食べさせるお店、鶏がなくなったらその日の商いのおしまいです。
バンコクでは、今では冷房の利かないレストランは絶滅状態かもしれませんが、その昔は、大衆食堂の入り口の戸は開けっ放し、客席が道にはみ出したりもしていて、外と一体になったお店ばかりでした。
カオマンカイを食べるなら、やっぱり蓮華でしょう。
ところが、手ごろな大きさの蓮華はもともと4つしかありません。
小さい蓮華はありますが、たれに添えたりするならともかく、食べるにはちょっと小さすぎます。
でも、5人だから、私だけステンレスの蓮華を使えばいいのです。
タイでは 30年ほど前まで、食堂ではアルミの蓮華が出てくるのが普通でしたが、今はどうでしょう?
しばらく使っていたら、上唇が痛くなってきました。蓮華の端が鋭利なわけでもないのですが、厚みがないので擦れているうちに、だんだん痛くなったのです。それに気づいてから、さらにゆっくり使いましたが、唇が傷ついてしまったようです。
昔は平気で使っていたのですから、きっと私の皮膚の方が弱くなってしまっているのでしょう。当節はめったに金属のスプーンも使わず、もっぱら木のスプーンばかり使っているので、唇の甘やかしすぎかもしれません。
姐さん似たような話で、
返信削除私は歯磨きに水性のうがい液を愛用していますが
今年に入って喉が痛み分量は違わないのにっと、
やはり年齢的な衰えでしょー(溜息)
甘やかしすぎなので、また鍛える予定でしょうか(笑)?
返信削除私もステンレスの蓮華、タイで買って使っていました。若かったので(?)特に唇が痛くなることはありませんでした。
改めてタイトルを見て、散り蓮華の「散り」は何だろうという疑問が湧いてきました。
返信削除蓮華は「散り蓮華」ともいうのですね!確かに散った蓮の花びらみたいですもんね。
蓮の花びらににているから蓮華というんだって、今知りました(笑)。どうしてもレンゲと聞くと、畦道に生えるレンゲを思い浮かべてしまい、すぐにはハスに結びつかないんです。仏教国タイに住んでいた春さんにはびっくりだと思いますが。
母も祖母も「ちりれんげ」と呼んでいたので
返信削除子供の頃から知っていました
今は汁物には最初から付いていますね。
冬の寒い日はコップで冷酒と熱いラーメンを丼を抱えて、、、
私は今でもワイルドな食べ方です。
昭ちゃん
返信削除どこか身体の調子がおかしくなる時は、何かきっかけがあるんじゃなくて、気がついていたら痛くなっているってことがいろいろ起こっている昨今です(笑)。
変化を受け入れて、ゆっくりやりましょう。
私の母も散り蓮華と呼んでいましたよ。でも祖母は使ったことがなかったんじゃないかしら?祖母は麺類が好きで、街中に行ったときなどデパートの食堂でうどんを頼んでいただろうけれど、あのうどんにはどんな匙がついていたかしら?匙がついてなくて、昔はどんぶりを持って汁を飲んだ気もします。
hiyocoさん
返信削除唇は鍛えないで、やわらかい匙を使うことにします(^^♪
「散り蓮華」は、以前hiyocoさんがお寺で拾われた「散華」に通じるものがあります。ではれんげが本場中国ではどう呼ばれているかと調べるとただの「勺子」、味もそっけもないですね(笑)。
それに「散り蓮華」でウィキペディアを見ると、「東南アジアで使われている」と書いてあったので、本場中国ではとっくの昔に別のさじに淘汰されてしまっているのかとも思いました。
日本ではなぜかラーメンと鍋物にれんげが登場しますね。