台風15号に未明から直撃された月曜日、風雨は午前中には収まりました。
雨が上がってから我が家の入り口のあたりを見てびっくり、クヌギやコナラの枝が折れて道をふさいでしまっていました。
これでは車も入ってこられません。
坂道の枝を片づけ終わったころ、バイクで郵便屋さんが登ってきました。間に合いました。
「ここも停電ですか?」
「そう、停電しています」
「納豆工場のそばで木が倒れて、電線を直撃したみたいですよ」
「じゃぁ、まだ復旧はしないですね」
広域に停電していましたが、幸い11時間後に復旧しました。
一本の枝が、斜面に落ち込んでいましたが、大きくて動かせませんでした。
切って動かそうにも、燃料で動くチェーンソーは壊れていて、電動のものはありますが、停電しているので使えません。
というわけで、ユンボのお出ましです。
引き上げたあと、手鋸で枝を切って片づけました。
「滝のあたりがひどいことになっている」
と聞いていたので、次の朝、滝まで歩いて行ってみました。
おや珍しい、プラタナスの実が青いまま落ちていました。
かつて家があったところで、今は木だけ残っています。家に、大木になるプラタナスやユリノキを植えるのはどうかと思いますが、このあたりでは、ちょくちょくそんな家があります。
滝には、杉やヒノキが倒れ込んでいました。
滝に近づくにも、倒木の下をくぐらなくては行けません。
村の有志もみんな年を取っています。
若い人も住んでいますが、彼らは村の寄り合いなどには出てきません。
大きな被害がなかったので、良しとしなくてはなりませんが、滝の片づけが気になります。
姐さん40年ほど前は過疎地が山間部に、
返信削除時代と共に下がってきました我が家の組内でも同じです。
細かい事を言えば伝統ある行事・神事でも行えず「担ぎ手」を呼んでいるそうです。
神輿を担いで石段を上る行事もムリ・ムリ時代の流れです。
ユンボがあってよかったですね!こんな大きな枝が庭に落ちてたら、どうしようもありません。
返信削除滝も心配ですね。
昭ちゃん
返信削除そうそう、大晦日からお正月にかけて、麓から滝の上のお不動さままで参道に電気の提灯を張り巡らし、みんなで真夜中に歩いて登って滝の上で新年を迎える行事も、もう17年くらい前に廃止してしまいました。
まぁ、付き合いが面倒だからと、「組」に息子たちを巻き込まなかった年寄りたちにも責任がありますね。私たちがここに来てからも、村のありようはずいぶん変わりました。
hiyocoさん
返信削除田舎の生活はワイルドです(笑)。
それでも、周りの木が一本も倒れなくてよかったです。これまでも、台風の旅に桐とか松とか、いろいろ倒れてきましたからね(笑)。