2020年1月22日水曜日

フランスの弁当箱


フランスのアルミでできたお弁当箱です。
ぴったり閉まるようにできていて、少々のことでは中身がこぼれたりしません。


よくできた素敵な蓋、両側の留め金を上げて蓋を開け、真ん中の針金は持ち手になっています。


メインの深い箱は結構でこぼことへこみができていたせいか、格安でした。


それを、あて金をして叩いて、少しだけ直しました。
中に当てるようなちゃんとしたあて金は持ってないので、外にあて金を当てて中から叩いただけですが、大きなへこみは小さくなり、置いたとき底はガタガタしなくなりました。

フランスのお弁当ですから、深い箱にスープを入れ、浅い箱にはチーズ、そしてパンはむき出しで持って行ったのでしょうか?
それとも、深い箱に切ったパンを詰め、浅い箱にスープやシチューを入れていたのでしょうか?


面白いことに、薄い箱を使わないときも蓋が閉められるようになっています。


胴にほんの小さな突起をつくっているだけですが、これにうまく留め金がかかります。
小ぶりなので、学校に通う子ども用だったのでしょうか。

イギリスのお弁当箱は、持ち手が下の方についているせいか、ただでさえひっくり返りやすいのに、蓋に留め金がついていない、使いにくい代物で、どうやって持って歩けたか不思議でしたが、フランスの職人さん、いい仕事をしていました。






2 件のコメント:

  1. 無骨に見えて、2通り使える細やかな心遣いがあるお弁当箱ですね!素敵。

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  2. hiyocoさん
    お弁当箱とか、枕とか、刃物とかというと、ついついビビッときてしまいます(笑)。修行が足りません。
    お弁当箱はどれもお国柄を表していて素敵。でも、私がお国柄がわかったとて、いったいなんだということではありますが(笑)。

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