てんぷらは、水戸の安くて量の多い天ぷら屋さんがごひいき、つきあって天ぷら屋さんに行ったとき、私は残すのは良しとしないので頑張って食べますが、ほぼ毎回、
「あぁ、しばらく天ぷらは見るのも嫌!」
と思うほど、胃にもたれてしまいます。
そんな天ぷら屋さん、昨年暮だったか、今年になってからだったか、夫が行きたがるので行ったことがありました。
その時も、やっと完食できた感じでしたが、帰り道、珍しく夫も気持ち悪いようでした。
「油が古かったのかもね」
「そうかぁ」
などと言っていましたが、夫の具合はいよいよ悪くなり、珍しく夕飯も食べず、梅肉エキスをなめて寝てしまい、翌日になってやっと元気を取り戻しました。
さて数日前、
「今日はてんぷらにするよ。もうアナゴは解凍した」
と夫。アナゴのてんぷらが食べたくなったけれど、古い油はこりごりなので、自分でつくることにしたようでした。
我が家では、アナゴ、えびなど天ぷらの具材は常備しています。
余談ですが、塩、砂糖、醤油などの調味料、バター、菜種油などの油類はもちろん、トイレットペーパーも不足なく常備しているので、かつてのオイルショックのとき(古い!)も、15年ほど前のバター不足のときも、そして今回のトイレットペーパー不足も、それを求めてさまようことはありません。いつも半年分くらいは悠にあります。
「えぇぇ、てんぷら!テラスで揚げるの?」
「台所だけど」
「じゃぁ、あとで換気扇の掃除もきちっとやってよ」
台所で、ときおり揚げものもしますが、飛び散った油で汚れてしまいます。私としてはできるならしたくないのです。
「いいよ。テラスでやるよ」
と夫。
まだがテラスのガス工事はしていないので、居間からガスを引きました。
寒い日だったので、私は室内で揚げたてをいただいています。
夫はアナゴだけと言っていましたが、私は久しぶりにフライドポテトを食べたいと思い、イカとえびのシーフードミックスと玉ねぎのかき揚げを揚げてもらいました。
やっぱりご飯は家で食べるのが一番です。
ただ、すき焼きはなかなかつくれません。生協の牛肉は高いし、スーパーマーケットの肉を買うのも抵抗があります。
遺伝子組み換えの食品について、ずっと発信し続けている友人が、新型コロナウイルスよりも二桁以上多い死者を毎年だし、急速に拡大しているにもかかわらず治療方法が確立していない新型の感染症について、警鐘を鳴らしています。
それは抗生物質耐性菌で、2015年の段階で、日本も含むG7が、この菌によって世界で年間70万人の命が奪われていることを認めており、現在でははるかにそれより多くなっていることが考えられています。
抗生物質耐性菌をつくりだしている原因の多くは、抗生物質や遺伝子組み換え飼料を使うファクトリーファーミング(工場型畜産)と呼ばれる集約的な畜産にあることが、指摘されています。
アメリカでは近年、ファクトリーファーミングに対して大きな反対運動が起こっており、ファクトリーファーミング型の畜産場の新設は、すでに困難になっています。
そして、アメリカのスーパーマーケットでは、認証のついた肉に人気が集まり、ファクトリーファーミングでつくられた肉は売れなくなり、斜陽になりつつありました。それが、売れなくなった肉は輸出に回して、トランプ外交で強引に他国に押しつけ、息を吹き返しつつあるそうです。
日本もその買いつけを約束し、日本の市場にはいま、その安い肉が以前にもまして多量に流れ込んでいます。アメリカ人が食べなくなった肉を、安いからと食べているのです。
抗生物質耐性菌の被害の実態を知ることは難しいし、マスメディアもまったく報道しませんが、抗生物質耐性菌が人類最大の脅威となる日が、近いうちに来ることを、友人は警告しています。
おはようございます。
返信削除耐性菌が生まれる背景に抗生物質の使いすぎがある事は明白ですが、マスメディアにとっては製薬会社は良いスポンサーですからね。そして製薬会社は厚生労働省の官僚達の天下り先としても知られています。あまり効果が無いのに深刻な副作用があるようなワクチンに国家予算を投入しているのですから困ったものです。
かねぽんさん
返信削除同感です。
世界中の事象は、あるべき論理ではなく、別の論理、経済の論理で動いていますね。
海外の情報を読み込んでは発信している友人は、人口のたった5%の人がからくりに気づいてくれたら世界は変わると言っているのですが、なかなかそうなりません。
ワクチンもいろいろあり、インフルエンザのワクチンは無駄というより害と思いますが、以前fbで息子たちに保育園から高校までインフルエンザのワクチンは受けさせなかったと書いたら、「それは周りの人がワクチンをしたからかからなかったのだ。人に迷惑をかけないようワクチンは受けさせるべきだった」と反論されて唖然としたことがありました。毒もみんなで飲めば怖くない。マスクの効用があろうとなかろうと、マスクをしない人は悪と同じ、恐ろしい発想です。
全国一斉に学校休校ですが、山形の友人が、「こんな時だけ自分の住んでいるところを全国と呼ばないでくれ」と怒っていました(笑)。
戦後ペニシリンやストレプスマイシン・DDTが全てを解決驚きでした。
返信削除昭ちゃん
返信削除そうでしたね。
でもそのあと、抗生物質への大きい依存体質ができました。とりあえず飲んでおくみたいな。
飲むだけでも接種過剰気味ですが、ほとんどの肉や魚に抗生物質が含まれているとしたら、体内の自然治癒をつかさどる細菌たちが、悲鳴を上げてしまいます。
所詮、体内は無菌状態にはならないのですから、せめて多種類の細菌に住んでもらわないと、ノロウイルスのようなものに感染しやすくなってしまいます。
御意! ところで今 回虫が居るの。
返信削除今朝のお返事で、抗生物質だらけの食品・・・考えなおさないといけないのかなぁ・・とボンヤリと考えていました。でも、この投稿をみて、少し怖くなってきました。情報、ありがとうございます。
返信削除同僚とのコミュニケーションのために、昼食を外食することも多いので、食品には鈍感で、サプリも飲んでいません。休日に外食することは、ほとんどないのですが。やっぱり生協とかがいいんでしょうか。
都内で働いている長男が無期限で全社(全世界の拠点オフィス)が閉まって、在宅ワークになるとのことで、筑波に「疎開」してくることになりました。思わぬところで、家族4人の水入らずの長い春休みがやってきそうです。ここ5年、コンビニ弁当しか食べてない長男の腸内を、少しでも適切な状態にして、帰したいものです。
昭ちゃん
返信削除日本ではどうでしょうね。1980年ごろ、タイのスラムに住む赤ちゃんが口から回虫をたくさん吐いたのを見ました。
でも、藤田紘一郎さんは、お腹にサナダ虫を飼う健康法を提唱されていて、確か回虫も飼っていたはずです(笑)。
akemifujimaさん
返信削除すごいですね。久しぶりの4人家族とは!料理は手間だけど、腕の振るいがいがありますね。
今はネットの時代ですから生協でなくても安全な食品が手に入ります。でも、生協だとまとめて配達されるし、お醬油とかもいろいろ選べるので便利は便利です。生協はいろいろありますが、入るなら常総生協がいいですよ。
私は、1980年代から野菜は、成田のお百姓さんのものを、カンボジアに行くまで10年以上取っていました。季節季節のものがお任せで箱に入ってくるので、考えた献立の材料をそろえるのではなく、送られた野菜を見て献立を考えていました。
もし無農薬無化学肥料の野菜を定期購入したいなら、八郷の有機農家をご紹介できます。みんなやっています。ただ、野菜の顔を見て何をつくるか考えるのは、最初は大変かもしれません(笑)。冬はキュウリなどはないし(笑)。
今日のヤフーニュースで、抗生物質の乱用で耐性菌が増えているという沖縄のお医者さんのお話を紹介していました。アメリカの家畜に大量投与していた話も。タイムリーでした。お医者さんの主旨は風邪やインフルエンザに抗生物質は効かないのでご理解をということでしたが、それだけ希望する患者がいるということですね。
返信削除家畜の抗生物質投与の話は前にも春さんがしていて何となく頭にはあったのですが、昨日スーパーでよく見ると、牛肉や鶏肉でブランド名が付いているものは抗生物質・合成飼料不使用を謳っていました(豚肉はブランドでもただ安全としか言っていませんでした)。畜産業者は既に危険性を知っていたのですね。
hiyocoさん
返信削除人はどうせ死にますが、死ぬまで健康でいたいものです。
食は特に生きることの根幹ですから、人にゆだねないで自分の手に収めておきたいものですが、それがなかなかそうはいきません。大企業や政府の論理で好きにされてしまいます。せめて、「知る」ということのアンテナは張っていたいものです。
今最大の危惧は、小林宙くんも言っていた種子法の改悪法案ですが、3月3日には閣議決定され、今国会に提出して2021年4月の施行を目指しています。これが通ると、農家の自家採種は違法となり、遺伝子組み換え種子しかなくなってしまう可能性があります。どうして、こんなことまでコントロールされなくてはいけないのか、みんなが考える必要があります。
人はそんな食べものしかなくなっても自業自得とも言えますが、家畜たちだって、こんな飼料食べさせられたくないと思います。
春さん、野菜は地元の障害のある人たちの農場から買っています。そこも、何が来るか基本的にはお任せなので、見てから作るわけですけど、自分は好き嫌いがないと思っていましたが、いつも手に余ってしまう野菜があって、気づかされました。キャベツなんですけど、どういうわけか、まるごと食べきれることが少ないんです・・・。
返信削除お肉については、近所のスーパーが、牛肉のすごい安いパックを売るようになって、ちょっと不思議でした。グラム160円ぐらいで、アメリカ産とオーストラリア産を組み合わせてるんです。それぞれに売ろうとするとアメリカ産の単価がもっと安くなっちゃうから、オーストラリア産と合わせて、調節したんじゃないかなと思えてきました。味は全くよかったので、これで思いっきり、牛丼作れるね、なんて喜んでたんですが、ちょっと手が止まってしまいそうです。でも、これは濡れぎぬかもしれないので、お店に質問を書いてみようと思います。
いつも有用な情報をありがとうございます。
akemifujimaさん
返信削除我が家もわりとキャベツは残り気味です。でも長持ちするので助かっていますが(笑)。むしろ、白菜が使えません。煮込むとくたくたになって、たくさん食べられるのですが、丸のときなかなか手が出なくて。
キャベツは、ざく切りにして、ショウガやニンジンの千切り、鷹の爪も入れてakemifujimaさんが使う甘酢につけてみたらどうですか?くたくたにしないでパリッとしたのが食べごろです。バンコクの中華料理屋さんではたいてい置いてあって、いくらでも食べられるのですが、長いこと食べていません(笑)。