2020年3月7日土曜日

寝間着制作

 

4週間前の日曜日、綿ネルの布を広げて、夫と私の冬の寝間着をつくろうと、裁断をしました。
もう2年くらい前から布を用意してあったのに、延び延びになっていたのです。


夫と私は、50年も前から、ワンピース型の寝間着を着ています。
最初は母から、両親が着ていたのと同じ、ワンピース丈の着物型(作務衣の上着のように紐で結ぶ)の寝間着を貰ったことがはじまりました。
着物型の寝間着は着心地はいいのだけれど、紐で結ぶので前がはだけてしまうし、うつ伏せで寝るときは紐が邪魔になるし、ということで、わりとすぐに前を合わせないワンピース型になりました。

さて、4枚分裁断し終えたら、そこでその日のエネルギーは、使い果たしました。
でも、裁断ができれば、後は縫うだけなので大仕事をした気分でした。


次の日曜日、襟ぐりをつくります。
見返し布を当てて縫って、


切り取って、縫い代に切り込みを入れて、


そして裏返して、襟周りにミシンをかけて、見返し布も縫いつけます。


二回目の日曜日はそれで終わりました。
でも、ここまで来たらあとは直線で縫うだけ、峠はすっかり越えています。


その次の日曜日、やっと仕上がりました。
縫う部分は長く、下糸を2回取り直し、ひたすらミシン掛け、足かけ3週間の大仕事でした。


今まで、綿ネルの冬の寝間着は2枚ずつしかありませんでした。
2枚だと、寝汗をかいて取り替えたいときなど、夏の寝間着を動員しなくてはならないときもありました。
とくに夫はよく寝汗をかきます。布団をはいで身体を冷やせばいいのにと言うと、使い過ぎの肩を冷やしたくないので、汗をかく方がましだと言いながら汗をかきます。
とにかくこれで、夜中に2度寝間着を取り換えることさえ、心置きなくできるようになりました。
もっとも、さすがに2度は取り換えないだろうけれど。







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