2020年7月17日金曜日

こだわっているわけではないのだけれど

生協で半年ぶりくらいにトイレットペーパーを注文したら、先週、欲しいのとは違うものが配達されました。
「あれっ、間違えちゃった!」
「返品にしましょうか?」
と配達のIさん。
「そんなことができるの?だったらお願い」
「じゃ、欲しい方を、頼みなおしてくださいね」


生協では、「ピュアコアレス」という、通常のトイレットペーパーより長くて芯が細いものと、「ワンタッチコアレス」という、通常のトイレットペーパーサイズだけれど、芯の紙筒がなくて最後までトイレットペーパーのものと、二種類売っています。
この、芯が細いタイプを初めて使ったのは1980年代初頭ですが、頻繁に替える必要がないのが気に入って、以後ずっとこれを使っています。


包装は、かれこれ40年の間に一度か二度変わりましたが、ずっと地味に緑が使われていたので、注文時に、ほぼ写真を見ただけで頼んで、間違えてしまったというわけですが、頼みなおしたときは、商品名が違い、包装の色も違っていたので、これでいいのかどうか、ちょっと迷いました。


その、「ペンギン芯なしロール」が配達されました。
今度は、中身は欲しいと思っていたものですが、見た目がすっかり変わっていました。
「会社が変わったってこと?」
 

と、裏返して見ると、あら不思議、裏は全く同じです。
ピュアコアレスという名前ではわかりにくいので、名前を変更し、ついでに包装デザインも変えた、ということかもしれません。


このトイレットペーパーは長年慣れ親しんできたものなので、消えてもらっては困ります。同じ会社がつくり続けてくれているとわかり、一安心しました。


もっとも、屋根裏には、まだかなりのストックがあります。
 










6 件のコメント:

  1. このトイレットペーパーを作っている会社のHPを見たら、60年前からペンギンブランドとして生産していたみたいですよ(https://www.marutomi-seishi.co.jp/brand/)。前の緑のパッケージの方が謎かも(笑)。

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  2. hiyocoさん
    そんなぁ(笑)。
    教えていただいたサイトで画像の中に緑のピュアコアレスがあったので見ると、「大地を守る会」で売られているものの、5月から販売中止になっているようです。
    で、探偵の私が推理してみました(笑)。「大地を守る会」は生産者をあまり大切にしませんが(ここだけの話)、何度注意しても値段を下げないので(高く売っている!)、丸富製紙はこれを嫌い、大地を守る会や全国の生協向けにつくっていたピュアコアレスをやめて、ペンギンだけにした。私の加盟している生協はぼったくりもしていなかったし、ピュアコアレスがなくなっても、ペンギンをそのまま受け入れた、とざっとこんな感じです。当たっているかな?
    しかし、今は生協以外でも買えるのですね。ネット社会で、暮らし方は変わります。

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  3. オーそうでしたか。我が家は30年以上前から大地宅配の会員です。子供たちが幼かった頃は、産地に行ってのイベントにも参加していました。コメ不足の時、震災の原発事故の時、天候による野菜価格高騰の時(いつも高価ですが)などにも助けられてきました。
    農作物や加工食品の生産者情報なども逐次届けられています。

    最近は会員数の増加や他の組織との合併などによると思われる姿勢の変化を感じています。
    雑貨品の扱いも増えて、必ずしも使い勝手などを検証している物ばかりではない様です。
    興味を持った物は、ネットで調べて同じ物をより安く購入する様にしています。

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  4. reiさん
    推測でものを言った失礼、お許しください。取り扱わなくなった経緯は不明です。
    その昔、大地を守る会の生産者を訪れたとき、欠品が許されない、欠品と言うとすぐ取引を断られてしまうので、そのあたりのものを適当に買って送ってやるしかないという話を聞いたことがありました。組織が大きくなると起こりがち、ある優良で評判の生協でも、不足した野菜(約半分)を市場で買っていたのを見たことがありました。もちろん、農薬野菜です。
    かつて、タイで農村自立の活動をしていたので、生産するだけではなく、いかに市場を獲得するかということで、タイ人の村の核となる人やNGOスタッフを、日本のあちこちに連れて行くことがよくあって、いろいろ行きましたが、彼らの質問が鋭い!(笑)、突っ込んで訊くとそんなことだったりしました。
    今、私が入っている生協は小さいのですが、頻繁に欠品があります。それで、かえって安心しています。野菜や果物が予定通り調達できる方がおかしいからです。
    今更ですが、大地を守る会やらでぃっしゅぼーやはりっぱです。そういう組織がもっともっとあってもいいくらいです。フェアトレードもオルタトレードもよくやっています。せっかくのよい組織の足を引っ張るような発言になってしまって、反省しています。

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  5. 成程、生産者に圧力をかけて欠品を許さないと言うことですか。確かに、会員数が増えている割には(原発事故の時に飛躍的に増えた)以前より欠品が減っています。
    今回のマスクやトイレットペーパー不足騒ぎによる注文数の増加に、数量制限はあるもののなんとか対応していた様です。他へ回す分まで生産者に要求したなどもあり得ます。それに反したので取り扱いが無くなったのかもしれません。
    余談ですが、道の駅などで生産者が直接販売する野菜などは、農協などのチェックが入らない分、農薬の量が増えていると言った話を聞いたことがあります。自分で作らない限りは真の安全は得られないのかもしれません。

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  6. reiさん
    農薬を使った農産物は目に見えないだけに厄介ですね。かといって多くの消費者はキャベツの中に虫がいたりすると、喜ぶどころかすぐクレームをつけてしまいますし。
    私が長く野菜を送っていただいたKさんのお客さんに、化学物質過敏症になってしまった人がいて、その人はたとえ無農薬の野菜やお米でも、その隣の田や畑で農薬を使っている農産物を、家に置いておくだけで頭痛がしたり吐いたりするそうでした。そこまでいけば無農薬か農薬か確実にわかりますが、そうはなりたくないですね(笑)。
    体質にもよるのでしょうけれど、化学物質過敏症になるのは、体内の化学物質の蓄積量にもよるとか、花粉症みたいなもので、一度なってしまうとなおりにくく、その人は、探し探してやっとKさんの野菜にたどり着いたと聞きました。事情もあると思いますが、そこまでなったら自分でつくるのが一番いいかもしれません。

    ご近所にキュウリ農家があります。生協だったか生産者の見学会があって、参加した見学者から「農家の人は、売る野菜には農薬を使うけど自分の食べるものには農薬を使わないと聞いたのですが本当ですか?」と訊かれたので、「そんなこと、あたりまえじゃないですか!」と答えたと言って笑っていました。キュウリが安くなる夏だけ休んで後は年中キュウリをつくっていると、化学肥料も農薬もたっぷり使うそうです(笑)。

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