東京に行っちゃった

夫が今朝、東京へ行くのは、前から知っていました。
朝７時半の電車なので、駅まで送っていったら今日は建設作業はなし、涼しいうちに草を刈り、それから日陰を選んで草むしり、庭はきれいになるぞと思いながら、夫のシャツにアイロンをかけ、マスクも用意して、万端整ったところで夫に着替えを促しました。
準備ができたところで、夫が、
「その格好で行くの？」
と私に訊きます。
「はぁぁ？」
その恰好で行くも何も、私はすぐ庭仕事にとりかかろうと、普段着どころか作業着を着ていました。
「一緒に行くって、行っただろう？」
「まったく聞いてない！」
夫は、つい先日は習志野に行ったのですが、その時は車で行くというので、前日に、
「一人で行くの？」
と訊くと、
「一緒に行くと伝えてある」
と言うので、そうだったのかと一緒に行きましたが、今日のことは寝耳に水でした。

わっ、時間がないよ！
急いで着るものを頭の中で組み立て、着替えて、鍵を閉めたり、アイロンのコードを抜いたり、ぎりぎりもぎりぎり、駅まで車はぶっ飛ばして、夫を改札口に近いところに降ろして、車を駐車場に入れたら、そこから私は走る走る。
背中の骨が２つもつぶれているのにこんなに走っていいのかしらと思うほど走って、ホームに着いたとたん、電車が滑り込んできて、何とか予定の電車に乗れました。
今年の１月の半ば以来の電車でした。

それは、オンラインの講演会でした。
会場にいるのは進行係だけ、夫はパワーポイントを用意したのだけれど、会場のスクリーンには映らず、画像はオンラインで参加者だけが見るというもの、実際にオンライン講演会を目の当たりにすると、未来の先取り感はあまりありませんでした。
参加者は楽しかったのでしょうか？

会場のホテルには１１５メートルの展望台があり、四方が見渡せました。

あいにく富士山は見えませんでしたが、筑波山は見えました。

といっても、写真には写ってないけれど。