2020年10月14日水曜日

押すおもちゃ


二階の吹き通し(?)に飾っているのは、子どもがカタカタと押して歩くおもちゃです。
板、ブリキ、そして針金でできています。メキシコのものだったと思います。
似ているのが3つありますが、大きいのであちこちぶつけたりしたせいか、引っ越ししたあと、長く段ボール箱に入れたままにしていたせいか、2つは動きが悪くなっていたのを、息子に直してもらいました。


針金を複雑に曲げて、複雑に動くようにつくってあるのですが、その針金が曲がったりして、動きが悪くなっていたのです。


まず、ちょっと固いけれど、問題なく動いていたロディオです。


カエルを追いかける鳥。


鳥の翼がかなり豪快に動きます。


そして、アタッシュケースとステッキを持ってライオンにかみつかれそうになっている、紳士です。


ライオンもいい顔をしていますが、


恐怖に青ざめた紳士も、いい顔をしています。
いったいどんな人がつくったのか、複雑に動くだけに、バランスをとりながらつくるのは難しそうです。


普段は飾っているだけですが、どれもスムーズに動くようになってよかった。動かさないけれど動くと知っているのと、うまく動かないのでは、大違い違いです。
バールを使ったりの大工仕事でも、物理的な原理があまりわかってないと言われている私、どこをどう直したら動くようになるのか、皆目わかりませんでした。


さて、こちらは、グアテマラの押して歩くおもちゃです。
押すと、メリーゴーランドのような上の部分がくるくる回り、持ち手に沿って留めてある薄くて赤い板が、花のように切り込みを入れた車輪の切込みに打ちつけられて、カタカタと音がします。


上部のピラピラを留めるのに革を使い、車輪の真ん中にビンの王冠を釘止めしている以外は、すべて木でできています。

プッシュ・トイやプル・トイは、どちらもやっと立ち上がれるようになった幼児のおもちゃですが、これらはよちよち歩きにはちょっと無理、いったいどんな歳の子どもたちが遊んだのでしょう?

オートヴォルタ(現ブルギナファソ)の切手

もう少し大きい子どもたちは、輪回しの方が楽しそうです。






6 件のコメント:

  1. わー楽しい!押し車、引き車系のおもちゃは沢山存在しますが、こんなに楽しいものが有るなんて。

    これらに限った事では無いですが、日本に持ち帰った春さんも凄い!

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  2. どれも表情がいいですね!カエルとおじさんは永遠に逃げ続けなければいけないのですね(笑)。
    ちゃんと動くのもすごい~。
    このように動いたりしないけど、棒の先にイルカと車輪が付いていて、押すとカタカタ音がするおもちゃがえのすいで売られています。息子が3歳ぐらいの頃、行く度にそのおもちゃで友達と遊ぶのでヒヤヒヤした記憶があります。だから3歳ぐらいが好きかな~。

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  3. reiさん
    いえいえ、これは日本で偶然見かけて買ったのですよ。でも、店から家まで持って帰るのも、嵩張るし不定形なので大変と言えば大変でしたが、重いミルク缶や、重くて大きなキャンドルスタンドを持って帰ったことに比べれば、何の何の(笑)。
    結局、休暇でもタイの漁村に行ったりしていましたから、仕事のご縁のなかった南米は行ったことがないんです。「一緒にメキシコに行きましょうよ」と言ってくれた友は結婚して行けなくなったし(笑)。
    こんなのをつくる人に感動しますよね!!!

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  4. hiyocoさん
    よく動きますよね。計算がすごいです。
    えのすい行ってみようかなぁ(笑)。水族館とかには面白いものが、いろいろありそうですね。
    昔は、おもちゃがあるとなるとどこまでも行ってみましたが、今は鈍っています。家にいろいろあふれているしね(笑)。

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  5. わー。楽しいですね。カエルと鳥、特に楽しい(^^)。動画がついてて、楽しさ倍増です。こんなおもちゃ初めて見ました。

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  6. karatさん
    動画、やってみました(^^♪
    味をしめたので、今度はロシアのおもちゃも動かしてみましょうかね(笑)。

    ほんと、鳥は頑張っているのだけど、カエルは絶対つかまりません(^^♪おもしろいです。
    これを、どこだったかまったく覚えていない(東京ではあった)店頭で見たとき、全種類買ってしまったのですが(笑)、つくった人はほかの種類もつくっていたのかしら?見てみたいです。

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