2020年11月30日月曜日

ソフトビニールVS.



イギリスのソフトビニール製の猫です。
かなり大きなもの、子どものおもちゃならぬいぐるみの方がしっくりくるし、飾りものだったら格調が低すぎる、いったい何のためにつくられたか、つまんでみても笛にはなってないし、貯金箱にもなっていません。



イギリスの猫のおもちゃは他には持っていませんが、猫の絵が描かれたならいくつか持っています。


どの缶も精密な、かわいい猫が描かれていますが、それに比べると、ソフトビニールの猫はちょっと不気味です。


こちらはソヴィエト連邦時代の、ソフトビニールの猫です。
子どものおもちゃに間違いないと思いますが、ソフトビニールだとどんな成形でもできるのか、身体などかなり複雑な形をしています。


この猫は、不気味とまでは言えませんが、ロシアのマトリョーシカたちと比べると異質です。
もっとも、ソヴィエト時代の姿を踏襲しているマトリョーシカは、後列のものと中列左端のものだけですが。


スマフォもアニメもなくて、世界の好みが平準化していなかった時代、この猫たちはイギリスやソヴィエトで子どもたちに受け入れられた、「かわいい猫ちゃん」だったのでしょうか。
もっとも、ソフトビニールの人形はどんな形にも成形できたからか、やりすぎているものが多いと思いますが。





9 件のコメント:

  1. 久しぶりに、
    戦後見たアメリカ映画「キティ フォイル」
    ジンジャーロジャース主演  子猫ちゃん可愛いかったー
    当時洋画とジャズに夢中でしたよ。

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  2. 昭ちゃん
    1940年に封切られた「恋愛手帖」ですね。
    知りませんよ、全然知~りません。昭ちゃんと私は年代が違いますから(笑)。
    前も話したけれど、私が見た初めての洋画は叔父に連れて行ってもらった「オズの魔法使い」です。
    学生時代には、古い映画にはまっていた友人もいて、「望郷」なんかを熱く語ったり何度も見に行ったりしていましたよ。戦後の作品だけれど「灰とダイヤモンド」も熱く語られましたね。
    当時の現代映画としては、フェリーニの「8 1/2」、フランソワ・トリュフォーの「大人はわかってくれない」、あとはベルイマンの「野いちご」や「沈黙」ですか、何度も見に行ったり語ったり、ヨーロッパ映画全盛でした。

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  3.  さすが通じますねー 問題作も。

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  4. ペペルモコも見たのですね さすが姐さん

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  5. 昭ちゃん
    通じませんよ。古いことは知りませんよ(笑)。
    ペペルモコはお父さんと一緒に見てはまって10回も見たという友人に引っ張られて行きました(笑)。あちこちに名画座がありましたね。

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  6. かなりクセの強い猫2匹ですね(笑)。イギリスの方は下の方が猫の毛というより鳥の羽っぽいです。ソビエトの方はこれでもかって吊り目ですね。
    イギリスのソフトビニール人形はCombexというメーカーのものですか?Combex社の人形は他にも30㎝ぐらいの大きめのものがありました。人形遊びか飾りか、使い道がよくわかりませんね。「格調が低すぎる」に笑ってしまいました。

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  7. 昭和27・8年頃まで全てが新鮮でしたね、
    アメリカ漫画「ブロンディ」の生活に驚きでした。

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  8. hiyocoさん
    わぁ、よくわかりましたね。Combexと底に書いてあるのだけれど、ろくに見ていませんでした(笑)。
    ソフビ人形としては、イギリスはCombex、アメリカならサンラバーかエドワードモブレイなんですね。サンラバーの人形は我が家にもいろいろありました(笑)。
    確かに鳥の羽みたい、尻尾も変ですよ(^^♪

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  9. 昭ちゃん
    一緒にしないでください。私はブロンディの生活なんて驚きませんでしたよ。子どもだから別世界のお話だと思っていました(笑)。

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