愛用のリュック

 一泊で出かけることになり、いつものデイパックを引っ張り出しました。

２０年以上前に買ったデイパック、１週間ぐらいの旅ならこの大きい方で十分で、いろいろなところにお供しましたが、最初の旅は息子とのインドでした。

下着、寝間着など詰めながら、
「あれっ？」
上野駅前のかばん屋さんで、２つ一緒に買ったもの、色が同じ、仕様が同じ、何もかも同じで、ワッペンに描かれている山の形だけが違うので、これまで同じメーカーの大小だとばかり思っていましたが、肝心の名前が違っています。
初めて気づきました。

小さい方は「クライミング」で、今でもこのワッペンつきのデイパックが売られています。おもには登山用品の会社です。

一方、大きい方の「スポルディング」は、SPALDINGというロゴは今も同じですが、このワッペンは今では使われてないようです。
「クライミング」についての背景はわかりませんでしたが、「スポルディング」は創業１８７６年の、アメリカのスポーツ用品メーカーで、とくにバスケットボールに力を入れているようです。「クライミング」もアメリカの会社かもしれませんが、アメリカの会社と言え、どちらも中国で製造したものに違いありません。

どちらも軽く、ベルトで厚みが調節できて、長く歩くときや重いものを入れたときはお腹の前でベルトを締めることができるようになっているので、使い勝手に不満はありません。
結局詰めるものもそうないので、今回は大きい方１つに二人分の着替えなど詰めました。