2021年10月10日日曜日

一気に進んだ集熱箱

来週になると言っていた瓦屋さん、板金屋さんの仕事ができたからと、土曜日に来てくれました。


トラックに乗せているのは、「ドブ板」と呼ばれる熱い空気を貯めるものです。熱伝導率のいいガルバリウムでできていて、その下を通る空気を温めます。
これを自分でつくるのは大変と、一時は気が重かったのですが、板金屋さんがきっちりつくってくれました。


波打っている瓦の上に、平らなものをどうやって置くのか、すっかり忘れていましたが、作業棟や門をつくるときに見ていたことがあったのを思い出しました。黒い漆喰をきれいに詰めるのです。
そして、漆喰の上に板を張り、


それをガルバリウムで覆います。
「あれっ、ドブ板ってこんなに長いんだったっけ?」


心配いりません。奥の方のドブ板はちゃんと短く切られています。


たった一日で、ドブ板は見事に設置できました。
ただ、私が出した寸法が6センチほど足りなかったとかで、見えている材木の下端、どれも継ぎ足しています。
「うぅぅん、何故だかわからない」
集熱箱の工事は瓦屋さんにお任せしてしまったので、見ている以外ありません。

ドブ板を釘打ちする前には、その下の空気が通るところの空気が漏れないように厚くコーキングを施しました(といっても、瓦屋さんが)。そして、ドブ板を置いてから、どこからか空気が漏れないか、煙を送ってテストしました。


その煙を送るテストには、環境創機からお借りした送風機を使いました。


温かい空気を取り込むために屋根に開けた穴に送風機をはめて、煙を焚いて空気が通るところに煙を充満させました。
煙はドブ板の周りから漏れたりせず、勢いよく軒下から出ていきました。
注文した強化ガラスが届くのは、次の土曜日です。


集熱箱は瓦より高くなっているのですが、棟近くでは瓦が集熱箱より高くならなくては、雨が流れていきません。その段差をどうやって埋めるのか、私が瓦屋さんだったら頭が痛くなりそうですが、もう解決済みだそうです。屋根の北側は瓦ではなくガルバリウムですが、その取り合いもなんとか、きれいに収まりそうです。
すごいなぁ、瓦屋さん、すごいなぁ板金屋さん。
この写真の板を張ってあるところも、板金屋さんにカバーしてもらいます。

追記:

昨日、瓦屋さんたち暗くなるまで作業をしていましたが、今朝見たら、もっと進んでいました。


ドブ板と見えている材木部分の取り合っている部分にテープを貼り、


その上にガルバリウムを被せて、水下の部分をきちんと折り曲げてあります。





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