琵琶湖の沖島を訪ねた後に昼食を食べたとき、足早に短い距離を歩いて垣間見ただけの近江八幡ですが、忘備録として写真を載せておきます。
八幡宮の前には、千葉県佐原や岡山県倉敷と同じように、川の水を引いたと思われる荷を運ぶための掘割がありました。
屋根の下の雨のあたらない部分だけ漆喰を見せて、その下を焼いた杉板で覆っているこの辺りの伝統的な壁が素敵です。近くに瓦工場もあったようです。
近江商人は、江戸時代から明治時代にかけて大活躍。1本の天秤棒からはじめて店を構える豪商にまでなりましたが、彼らのもっとうは「売り手によし、買い手によし、世間によし」の三方よしだったそうです。
典型的な近江商人の行商スタイルは、頭に菅笠、縞の道中合羽をはおり、肩には振り分け荷物をさげた天秤棒を担いでいることでした。
かっこいい!
近江八幡宮への参道にかかる橋。
鳥居の正面には、近江商人の建てた学校がありました。
近江八幡に住んだアメリカ人、ウイリアム・M・ヴォーリスの設計です。
時代劇のセットじゃないですよね(笑)?
返信削除hiyocoさん
返信削除そのまま時代劇が撮影できそうでした。
沖島に行ったとき、漁船はすべてガラス繊維強化プラスティックでしたが、この掘割に浮かんでいたのは木の船でした(笑)。
観光客は喜ぶでしょうね。コロナのせいか静かでしたが。